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「ここでおむつ替えるの?」食事中のテーブルでおむつ替えを始めた同僚。注意した結果、関係性が壊れてしまった話

予告なしで現れた親子
職場の仲のいい同僚たちと、土曜日にランチをしようという話になったのは、その週のはじめのことだった。
メンバーはいつも顔を合わせる4人で、近所のカフェを予約して向かった。
事前のやりとりは特に問題なく、当日を迎えた。
ところが、少し遅れてやってきた一人が、ベビーカーを押していた。
赤ちゃんを連れての参加だった。
グループのメッセージアプリのやりとりを後から見返しても、子どもを連れてくるという連絡はどこにも書かれていなかった。
「ちょっと非常識かな」とは思ったが、子どものいる同僚のことを考えると、誰も何も言い出せなかった。
ベビーカーを席の横に寄せて、そのまま4人で食事を始めた。
しばらくは普通にランチが続いた。でも赤ちゃんがぐずり始めると、彼女はバッグをごそごそと探り始め、おむつを取り出した。
そして、そのままテーブルの上に手を伸ばした。みんなが食事をしているテーブルの上で、おむつ交換をしようとしていた。
たしなめた後に来たもの
隣の席の同僚が、思わず声をかけた。
「ここでおむつ替えるの?」
お店のトイレに授乳室があるはずだよ、と続けようとした。でも彼女の表情がすっと変わった。
「え、何が問題なの?」
みんなで「お店のトイレを使ったほうがいい」と重ねると、彼女の声のトーンが一気に上がった。
育児がどれだけ大変か、外出先でどれだけ気を使っているか、それでもみんなで出かけたかったからここに来たのに、という話が一気に出てきた。
「仲間だと思ってたのに、そんなことを言うんだ」と唇を震わせた。
誰も責めていなかった。おむつ替えの場所を変えてほしいと伝えただけだった。
でもその空気では、それ以上何も言えなかった。
彼女はしばらくして席を立ち、トイレへ向かった。
戻ってきてからは無言のままランチを終え、「お先に」と一言だけ言って帰っていった。
残った3人は、しばらく誰も話せなかった。
「私たち、何か悪いことした?」と誰かがつぶやいた。
誰も答えなかった。子どものいる人に配慮することと、食事中のテーブルでおむつを替えさせることは、全く別の話だ。
それは誰もが分かっていた。
後日、メッセージアプリで連絡が来るかと待ったが、何も届かなかった。
職場で顔を合わせても、前とは違う空気が続いている。
元々わがままな人だとは思っていた。でも、食事中のテーブルでおむつ交換を当然のこととして進めようとしたこと、そして注意したことへの逆ギレ。
その日のことは、帰り道もずっと頭を離れなかった。謝罪もなければ、その後もとくに何もない。スッキリしないまま終わったランチだった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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