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「すみません、うっかりしてました」3度も社内の連絡から私を外した後輩。だが、愛想笑いの奥に見えた本性に背筋が凍った

感じの良い後輩に抱いた最初の違和感
営業所に配属されてきた後輩は、最初から印象が良かった。
受け答えは丁寧で、客先への電話対応も板についていた。先輩への気配りも欠かさず、所長からの評価も高い。
一緒に仕事をしはじめて数ヶ月、私もやりやすい後輩だと思っていた。
ある月の半ば、ふとカレンダーを確認したら、ミーティングの日が変わっていた。
前の週に連絡はなかったはずなのに、気づけば別の日に移っている。
所長に確認すると、日程変更を後輩から聞いていたという。しかし私をはじめ数名のメンバーには一切届いていなかった。
(聞きにいったから分かったけど、当日まで知らないままになるところだったな)
偶然かもしれないと、そのときはそう思った。
「グループに回す」はずなのに
念のため後輩に伝えた。
「連絡はグループに回してください」
「個別連絡だと抜けが出ますから」
後輩はにこやかにうなずいていた。不満そうな様子は微塵もなかった。
ところが翌月、また同じことが起きた。ミーティングの前日、別のメンバーから「明日って予定通りでしたっけ?」と声をかけられて初めて知った。
所長と後輩、そして後輩と特に仲の良い一人だけが把握していた。私を含む数名には届いていなかった。
さすがに二度目は偶然では済まない。
もう一度確認すると、後輩は「すみません、気をつけます」と丁寧に答えた。表情には申し訳なさが浮かんでいたが、どこか他人事にも見えた。
3度目の沈黙が残したもの
三度目が来たのは、それからひと月も経たないうちだった。
今度のミーティングは、所長と後輩と、後輩の同期がいれば成立する議題だった。
私がいなくても進行はできる。しかし通常は全員に知らせるのが所のやり方だった。
案の定、私には連絡がなかった。
終わってから所長に確認すると、今回も後輩から個別に連絡を受けていたという。本人に問いただすと、返ってきたのは短い一言だけだった。
「すみません、うっかりしてました」
うっかりが三度続くことは、さすがにうっかりとは言わない。意図的に連絡を届ける人と届けない人を選り分けている。
いつも笑顔で、いつも謝って、それでいてまた同じことを繰り返す。その事実に気づいたとき、感じの良さが妙に怖く感じた。にこやかな態度の裏に計算が見えたような気がして、それ以来、後輩との距離感がうまく掴めないままでいる。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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