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「あの立て替え分、いつ精算できそう?」借りたお金を返さない夫→子供のプレゼント選びの時に夫が放った言葉に愛が冷めた

夫婦生活において、些細な金額を立て替える場面は珍しくありません。
しかし、その「些細なこと」の積み重ねが、やがて拭い去れない不信感へと発展するケースもあるのです。
事の始まりは、夫からの個人的な立て替えの依頼でした。
「書留を換金したらすぐ返すよ。頼む!」
その言葉をあっさり信じてしまったのが運の尽きでした。たしかに、郵便局が開いている平日の日中に手続きに行くのは、仕事をしているとなかなか難しいものです。
最初のうちは「面倒な手続きだし、時間がないのも仕方ない」と多めに見ていました。
自分の予定を優先し、一向に手続きに行かない夫
ところが、数週間が経過しても夫が郵便局へ足を運ぶ様子は微塵もありません。
平日の休日やスキマ時間があれば、自分の趣味や遊びの予定でしっかりと埋め尽くしてしまう夫。私が貸したお金の件は、すっかり記憶の彼方へ追いやられているようでした。
「あの立て替え分、いつ精算できそう?」
待ちきれずに声をかけると、夫はスマホの画面から視線を外すこともなく生返事をします。
「ああ、忘れてないって。そのうち行くからさ」
そのセリフを聞かされるのも、これで何回目になるでしょうか。口ばかりで全く動こうとしない夫のルーズさに、私の中の不満は静かに、しかし確実に膨れ上がっていました。
それは私の手持ち資金! 勘違い夫の呆れた一言
そんな鬱屈とした思いを抱えたまま、子どものプレゼントを選びに出かけた日の出来事です。
予定していた予算を少し超える品物を前に私がためらっていると、夫の口から耳を疑うような言葉が飛び出しました。
「いいじゃん、買っちゃいなよ。俺からの返済分をあてにすればさ」
我が耳を疑いました。まるで自分のお金で気前よくプレゼントを買ってあげるかのような、謎のドヤ顔。
ちょっと待って。あなたの言う「返済分」って、元はと言えば私が自分の財布から出したお金ですよね?
喉まで出かかった鋭い反論を、私は必死に飲み込みました。こんな場で細かい指摘をして険悪なムードを作る自分自身にも、なんだか嫌気がさしてしまったからです。
「……そうね」
感情を押し殺してそうつぶやくのが精一杯でした。
人の財布をあてにするだらしない金銭感覚と、根本的に分かり合えない価値観の違い。プレゼントを手にして無邪気にはしゃぐ子どもの隣で、夫に向ける私の愛情は、急速に冷え固まっていくのを感じていました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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