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「今日新人の歓迎会で遅くなる!」と自分が飲む言い訳を送ってくる夫。だが、私が突きつけた現実を見ると返信が消えた
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「仕事」を盾にする夫への一撃
共働き夫婦にとって、平日の夜はまさに戦場です。
夕飯の準備、洗濯物の取り込み、明日の保育園の準備。そんなバタバタしている最中に、手元のスマホが勢いよく震えました。
「今日新人の歓迎会で遅くなる!期待の若手だから、しっかり面倒見てくるわ!」
夫からのメッセージです。文面からは、いかにも「デキる先輩」を演じているワクワク感が伝わってきます。でも、それを見た私の心は一瞬で冷え切りました。
私の視線の先にあるのは、玄関に積み上げられたままの大きな段ボール。
数日前に届いた彼の趣味の品ですが、「週末に片付ける」という約束は守られないまま、週明けの火曜日を迎えています。
さらにお風呂場を覗けば、今週の掃除担当であるはずの彼の形跡はどこにもありません。
自分のやりたいこと、つまり「飲み会」を正当化するために、「仕事」や「後輩のため」という言葉を盾に使う。その無邪気なまでの身勝手さが、今の私にはどうしても許せませんでした。
私は、迷うことなく以下の返信を打ち込みました。
「お疲れ様。後輩の面倒を見る前に、まずは放置されている段ボールの解体とお風呂掃除の面倒を見てから行ってね」
送信ボタンを押した直後、秒速で「既読」がつきました。きっと歓迎会の準備で浮かれて、スマホを握りしめていたのでしょう。しかし、そこから返信が来ることは二度とありませんでした。
数分前までの「後輩思いの頼れる先輩」というポーズは、現実のタスクという鏡を突きつけられた瞬間に、音を立てて崩れ去ったようです。
帰宅した夫
夜遅く、夫はひっそりと帰宅しました。
玄関でガサガサと段ボールを解体する音が聞こえてきたのは、深夜を回った頃。その後、暗い浴室で静かにお風呂を洗う音も響いてきました。
外で「いい顔」をする前に、まずは一番身近な家族との約束を守ること。それこそが、本当の意味で「仕事ができる人」の条件ではないでしょうか。静まり返ったリビングで、私は少しだけスッキリした気分で眠りにつきました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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