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「待って、それ触らないで!」共用廊下にゴミ袋を置き続ける隣人。だが、我慢出来ずに管理会社へ相談した結果

挨拶をしても、ほとんど話さない隣人
アパートの隣に住むご主人とは、もともとほとんど付き合いがありませんでした。
朝、玄関先で顔を合わせれば、私は一応声をかけます。
「おはようございます」
けれど相手は軽く頭を下げる程度で、そのまま部屋へ入っていきます。愛想のいい人ではありませんでしたが、近所付き合いが苦手なのだろうと思い、私も特に気にしていませんでした。
気になり始めたのは、隣家の玄関前にゴミ袋が置かれるようになってからです。
最初は一袋だけでした。収集日の前に一時的に出しているのだろうと思い、何も言いませんでした。
ところが、いつしか袋が二つ、三つと並ぶ日が増え、中には口がきちんと閉じられていないものもありました。
ある風の強い朝、妻が玄関を開けた途端に声を上げました。
「ちょっと来て。これ…また、うちの前まで来てるよ」
見ると、廊下には丸めたティッシュや空き容器などが散らばっていました。隣の玄関前に置かれた袋の一つが破れ、中身が風で流されてきたようです。
「これはさすがに困るな…」
私が拾おうとすると、妻が不安そうに言いました。
「子どもには触らせないでね。何が入ってるか分からないから」
それからも同じことが何度か続きました。
子どもの遊ぶ場所にまで散らばって
特に困ったのは、廊下から階段付近へ落ちたゴミが、建物の前にある共用スペースにまで飛んでいったことです。
そこは、うちの子どもを含め、住人の子どもたちが時々遊んでいる場所でした。
ある日、子どもが地面に落ちていた小さな容器を拾おうとした瞬間、妻が慌てて止めました。
「待って、それ触らないで!」
驚いて手を引っ込めた子どもを見て、妻は深いため息をつきました。
「毎回こっちで拾うのも違うよね。もう管理会社に相談しようよ」
私も同じ気持ちでした。直接隣へ言いに行けば、今後顔を合わせるたびに気まずくなるかもしれません。そこで、まず管理会社へ状況を伝えることにしました。
「玄関前に置かれているゴミが何度か散らばっていて、うちの前や共用スペースまで来ているんです。子どももいるので、少し心配で……」
担当者は事情を聞いたあと、「分かりました。一度こちらから建物全体に案内を出します」と答えてくれました。
数日後、共用廊下に私物やゴミを置かないよう求める貼り紙が出され、各戸にも注意文が配られました。
誰かを名指ししたものではありません。
それでも、その日を境に隣家の玄関前からゴミ袋はなくなり、廊下に中身が散らばることもなくなりました。
ある朝、きれいになった廊下を見た妻が、ほっとしたように言いました。
「よかった……これなら子どもが外に出ても、前みたいに気にしなくて済むね」
私もようやく肩の力が抜けました。
近所だからこそ、できれば揉めたくありません。ただ、我慢を続けるだけでは解決しないこともあります。直接ぶつかるのではなく、管理会社を通して伝えたことで、余計なトラブルにならずに済んだ出来事でした。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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