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大叔母「バツイチの孫で可哀想ね」→中2の私「私に何の影響が?」と即答、母の加勢で退散させた

買い物中に絡んできた祖父の妹
中学2年の、よく晴れた日曜日でした。
母と二人で駅前へ買い物に出かけ、雑貨屋を覗いていたときのことです。
ふいに、「あら、久しぶりねえ」と母に声をかけてきた年配の女性がいました。
母の顔が、ほんの少しこわばったのを覚えています。
祖父の妹、私にとっては大叔母にあたる人でした。
実は祖母は、祖父の家族からずっと快く思われていませんでした。この大叔母も、その一人だったのです。
母は昔から、その話題になると口が重くなる人でした。
だから私も、家族の込み入った事情を深くは知らずに育ちました。
はじめは当たり障りのない世間話でした。
けれど、ふと大叔母が私に顔を向け、意地の悪い笑みを浮かべたのです。
「バツイチの孫で可哀想ね」
「あなたのおばあちゃん、バツイチでしょう。ママにはお姉ちゃんもいたのよ。可哀想なお孫さんだこと」
「知らなかったの?あらあら、可哀想に」
大叔母は、勝ち誇ったような目で私の反応をうかがっていました。
突然の言葉に、最初は何を言われているのか分かりませんでした。
中2の私と母が返した一言
けれど、じわじわと分かってきました。この人は、私を傷つけたくてこの話をしているのだと。
祖母の再婚も、母に姉がいたことも、私は初めて聞く話でした。
それでも、不思議と動じませんでした。
むしろ、この人はどうしてこんなに嬉しそうなのだろう、と冷めた気持ちで見ていました。
「私に何の影響が?」
気づけば、そう口にしていました。
「おばあちゃんに再婚歴があっても、母に姉がいても、それが今の私に何の関係があるんですか」
「可哀想だなんて、思ったこともありません」
中学生が言い返してくるとは思っていなかったのでしょう。
大叔母の笑みが、すっと引っ込みました。
隣で母も、はっきりと声を上げます。
「この子の将来に、何の支障もありません。余計なことは言わないでください」
母の目は、本気で怒っていました。いつも穏やかな母の、初めて見る顔でした。
大叔母は一瞬、言葉に詰まりました。それから、ばつが悪そうに顔を背けます。
親戚の集まりでもいつも大きな顔をしていた人が、たった二言で黙り込んだのです。
「……やっぱり、おばあちゃんに似て性格が悪いわね」
捨て台詞をひとつ残して、逃げるようにその場を去っていきました。
残された私と母は、顔を見合わせて、どちらからともなく小さく笑いました。
あれから何年も経ちますが、大叔母とは一度も会っていません。
あのとき言い返せた自分を、今でも少しだけ誇らしく思います。性格が悪いのは、果たしてどちらだったのでしょうか。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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