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「俺の夕飯は?」連絡もなしに0時過ぎて帰ってくる夫。我慢出来ずに料理を作るのをやめた結果

「俺の夕飯は?」連絡もなしに0時過ぎて帰ってくる夫。我慢出来ずに料理を作るのをやめた結果

「今日は家で食べる」の繰り返し

その日も夫は、出かけ際にそう言い残して玄関を出て行きました。

「夜ご飯は家で食べるから」

だから私は、いつも通り二人分の夕飯を作って待っていました。ところが夫は連絡ひとつよこさず、帰宅は日付をまたいだ0時すぎ。当然のように外で飲んできた匂いをさせて、上機嫌で帰ってくるのです。

「せめて、いらないなら一本連絡くれない?」

そうお願いしても、夫は「わかったわかった」と生返事をするだけでした。翌週も、その次も、同じことの繰り返し。冷めた料理をラップにかけて片付ける時間が、私はいちばん惨めだったんです。

スマホを握って着信を待ち、結局鳴らないまま一人で食べる夕飯。それが当たり前になっていく自分にも、うんざりしていました。

作るのをやめた日の食卓

何度言っても変わらないなら、もう待つのはやめよう。そう決めて、私は夫の分の夕飯を作るのをきっぱりやめました。

その晩も夫は「家で食べる」と言って出かけ、案の定、連絡もなく0時前に帰ってきました。そして台所をのぞき込み、きょとんとした顔で言ったんです。

「俺の夕飯は?」

私は手を止めずに、静かに答えました。

「あると思ってるの?」

夫は一瞬、言葉を失ったように口を開けたまま固まりました。

「いや、それは……」と言いかけて、飲み込む。「でも、連絡くらい……」ともごもご続けようとして、また黙る。無連絡で0時に帰ってきた自分が何を言えるのか、ようやく気づいたようでした。

「あなたが『家で食べる』って言って出て、連絡もなしに飲んできたんだよね。作らない権利、私にもあると思うんだけど」

夫はばつが悪そうに目を逸らし、手に提げたコンビニの袋をそっと下ろしました。反論の言葉は、もう出てきませんでした。

それからです。出かける前に「今日は外で食べてくる」ときちんと連絡が入るようになったのは。あんなに動かなかった人が、です。

「今日は家で食べる。ちゃんと帰るから」

そう言って早めに帰ってきた夜、久しぶりに二人で温かいご飯を囲みました。作るのをやめたことで、かえって食卓が戻ってきたのが、なんだか可笑しかったです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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