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「誰のおかげで生活できてると思ってんだ」共働きなのに怒鳴る夫。だが、通帳を突きつけた結果

誰のおかげで生活できてると思ってんだ共働きなのに怒鳴る夫だが通帳を突きつけた結果

夜のリビングで響いた一言

共働きで小学生の子を育てている。

私は時短勤務だが正社員、入社から11年同じ会社にいる。朝は保育園の送り、日中は仕事、夕方は迎えと夕食、夜は寝かしつけと洗濯。

夫より給料は少ないが、それでも毎月の家計に自分の口座から振り込んでいる。子ども関連の支出はほぼ全部、私の給料から立て替えていた。

その夜、夫と些細なことで言い合いになった。

引き金は食器洗いの順番だった。私が早く休みたかっただけで、家事を放棄したわけでもない。子どもの宿題を見終えた後で、体が鉛のように重かった。

「誰のおかげで生活できてると思ってんだ」

夫が低い声で言い放った。続けてこう吐いた。

「この家も、家にある家具も、俺の金で買ったもんだぞ」

耳を疑った。私は11年勤めた会社で時短に切り替えただけで、辞めたわけではない。

家計簿には私の振込履歴も並んでいる。子どもが生まれてから一度も無職になっていないし、子どもの服も習い事もほとんど私の給料から出している。それでも夫の頭の中では、給料が高い方が「養っている側」なのだろう。

反論しようと口を開いて、結局飲み込んだ。

喧嘩を続けると朝まで眠れなくなる。私は黙って食器を片付け、寝室に戻った。子どもの寝顔を見ても胸の動悸がおさまらなかった。

翌朝、通帳を並べた

翌朝、夫がコーヒーをすすっている食卓に、私は自分の通帳と家計アプリの画面を並べた。

生活費の振込、習い事代、医療費、保育園延長料金、子どもの服や靴。色付きでマークした行が画面いっぱいに広がる。年間にすれば私の負担も決して小さくない金額だった。

夫はそれを横目で見ながら何も言わなかった。

「俺の金で買ったって、どれのこと?」

静かに聞いた。声を荒らげる気力もなかった。夫はカップを置き、私から目をそらした。「言い過ぎた」とは言わない。

「悪かった」もない。ただ黙ったまま新聞をめくる音だけがした。新聞を読んでいるふりをして、ページを何度も何度も同じところで折り返していた。

あれから数日経った今も、夫はあの夜のことに触れない。私はもう同じ家でご飯を作っているし、洗濯もしている。子どもの前ではいつも通りに笑う。

でも家計表のフォルダはずっと開いたままだ。離婚した方が早いのかと、何度かスマホで検索した。時短に切り替えた自分を恥じる必要なんてないのに、夫の言葉が頭の奥に残って消えない。

給料の差が、人としての価値の差みたいに扱われた夜のことを、私はたぶん一生忘れない。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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