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深夜23時「誰か起きてないのか?」とグループチャットに送った上司。あえて無視した私が翌日感じた不満

深夜に鳴り響く、絶望の通知音
23時。自宅のソファでくつろいでいた時のこと。
テーブルに置いていたスマホが、突如として短く震えました。
画面に浮かび上がったのは、職場のグループチャットの通知。
送り主は、普段から思いつきで無茶な指示を飛ばしてくる上司です。
『明日の朝イチで例の資料お願い。今から作れるよな?』
ロック画面越しのメッセージを見て、僕は思わず天を仰ぎました。
今から資料作成など、どう考えても非常識。
しかし、ここでうっかりトーク画面を開いてしまえば、ジ・エンドです。
『おい、既読ついたぞ。見たなら早く返事しろ』
そうやって容赦なく追い詰められるのが目に見えていました。
言い訳の朝、そして静かな怒り
『誰か起きてないのか?』
『みんな寝てるのか?』
ロック画面に次々と表示される追撃のメッセージ。
僕はこれ以上見てはいられないと、そっとスマホを裏返し、そのまま寝たふりをしてやり過ごすことを決意しました。
裏返してもなお、ブブッと震え続けるスマホ。
見ないようにすればするほど、心の中に罪悪感がじわじわと広がっていきます。
結局、翌朝出社した僕たちを待っていたのは、ひどく気まずい空気でした。
「お前ら、昨日の夜グループに連絡入れたのに何で誰も反応しないんだ?」
不機嫌そうに睨みつけてくる上司に、僕は精一杯の作り笑いを浮かべます。
「すみません。もう寝てしまっていて、全く気づきませんでした」
なんとかその場をやり過ごしたものの、席に戻って大きなため息をつきました。
無視してしまった罪悪感と、そもそも深夜に業務連絡を送ってくる上司への静かな怒り。
二つの感情がドロドロと混ざり合い、なんとも言えないモヤモヤだけが胸の奥に居座っています。
常に誰かと繋がってしまう便利なメッセージアプリ。
こんなものがなかった時代なら、こんな理不尽な思いをせずに済んだのに。そう思わずにはいられない、憂鬱な朝の出来事です。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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