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「道路工事の案内でお話があります」新築マイホームに訪れた営業マン。後日、私の誕生日に、思わぬ形で再開することに

突然の訪問者。告げられたのは「道路工事の案内」
念願のマイホーム。
新築での新しい生活が始まり、少し落ち着いてきた頃のことです。
ある日の昼下がり、突然鳴り響いたインターフォン。モニター越しに応対すると、そこに立っていたのは見知らぬ男性。
「道路工事の案内でお話させていただきたく……」
愛想の良い声でそう告げる訪問者。
しかし、私は工事のことなど全くわかりません。少し困惑しながら、リビングでくつろいでいた夫に声をかけました。
「ねえ、道路工事の案内の人が来てるみたい。私じゃ全然わかんないから、ちょっと聞いてきてくれない?」
「ん?わかったよ」
夫はそのまま玄関へ。私は特に気に留めることもなく、キッチンに戻って家事を再開。
まさかこの後、あんな予想外の展開が待っているとは思いもしませんでした。
話が違う?明らかになった訪問者の真の狙い
しばらくして、戻ってきた夫。
「道路工事じゃなくて、給湯器の案内だったよ?」
「えっ、給湯器?さっきは道路工事って言ってたのに?」
「え?あぁうん、そうだね」
あれ?聞き間違い?そんなはずはないと思うんだけど。
そんな違和感を抱えたまま迎えた、翌週の私の誕生日。
友人とランチに出かけ、夕方頃に帰宅した私の目に飛び込んできたのは、見違えるように美しく整備された庭のウッドデッキと、そこに並べられたお洒落なガーデンファニチャーでした。
「えっ!?これ、どういうこと!?」
驚く私の背後から、夫が満面の笑みで現れました。
「誕生日おめでとう! ずっとウッドデッキでコーヒー飲みたいって言ってたから、内緒で準備してたんだ」
そして、夫の背後からは見覚えのある男性が。
「あの時は不審者のような振る舞いをしてしまい、本当に申し訳ありませんでした!」
申し訳なさそうに頭を下げるその男性は、なんと先日の「給湯器の営業マン」でした。
実は彼、夫がこっそり依頼していたエクステリア(外構)業者の担当者さんだったのです。
サプライズの打ち合わせと採寸のために訪問したものの、想定外に私(妻)がインターフォンに出てしまったため、焦って「道路工事」と適当な嘘をついてしまったとのこと。
夫に代わってからは、私が家にいないタイミングで施工を進めるため、必死で外出時間を探っていたのが真相でした。
ちなみに「道路工事の案内」というのは、夫が私を誤魔化すためについた咄嗟の嘘だったのです。
不気味な訪問者の正体が、まさか私のためのサプライズ計画の共犯者だったとは。
あの時の嫌なモヤモヤはすっかり晴れ、今ではそのウッドデッキで、夫と一緒に休日のティータイムを楽しむのが何よりの幸せです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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