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「本音を話して」と言われたから正直に伝えたのに。謝罪の嵐の末に既読スルー?信じていた親友の矛盾すぎる正体

誰にも言えない悩みを抱え、暗闇の中にいたあの頃。
藁にもすがる思いで、一番信頼していた友人にだけ、その胸の内を明かしました。しかし、返ってきたのは共感ではなく、ふざけたおちょくりの言葉。
ショックで指先が冷たくなりましたが、その場では愛想笑いを浮かべてやり過ごすしかありませんでした。
波風を立てたくない。私が気にしすぎなだけかもしれない。
そう自分に言い聞かせても、心の奥に溜まったモヤモヤは、澱のように重く沈んでいきました。
勇気を出して伝えた「本音」
しばらくして、その友人のほうから「我慢は体に毒だよ。不満があったらなんでも言って!」と明るく促されました。その真っ直ぐな瞳に背中を押され、私は勇気を出してあの日の出来事を打ち明ける決心をしたのです。
「実はあの時、正直に言うと、もう少し真面目に聞いてほしかったんだ……」
すると、友人は別人のように激しく謝り始めました。
「ごめんなさい。本当にごめんなさい」
止まらない謝罪の言葉に、私は戸惑いました。
なぜなら彼女は普段から「『ごめんなさい』って謝るくらいなら、『ありがとう』って感謝を伝えたほうがいいよ」と、口癖のように言っていたからです。
「そんなに謝らなくていいよ。自分でもそう言ってたじゃん」
そう宥めても、彼女の口からは壊れた機械のように「ごめんなさい」だけが溢れ出します。
対等な対話を望んだはずなのに、会話のキャッチボールは音を立てて崩れていきました。
「大切にしたい」という言葉の裏側
その日の夜、彼女から一通のメッセージが届きました。
「この関係を大事にしたい。また何かあったら遠慮なく言ってほしい」
その温かい文面に、私は「よかった、伝わったんだ」と安堵し、返信しました。
しかし、翌日になっても、その翌週になっても、画面の端に「既読」の文字がつくことはありませんでした。
謝罪の嵐が嘘だったかのように、彼女は私の前から静かに姿を消したのです。
正直に話してほしいと言ったのは向こうなのに。
謝らなくていいと言っても謝り続け、関係を大事にしたいと言って既読さえつけない。
彼女が求めていた「本音」とは、いったいなんなのでしょうか。
答えの出ない問いと、拭えない不気味さだけが、今も私の中に残っています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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