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「勝手に紙を交換しましたね!」役員くじの結果を勝手に変えたママ友。だが、暴露された結果、顔面蒼白に

勝手に紙を交換しましたね役員くじの結果を勝手に変えたママ友だが暴露された結果顔面蒼白に

紙くじで決める役員決め

子どもが通う小学校で、その年のクラス役員を決める集まりがありました。

人数分の紙を折り、一枚だけに「役員」と書いておく、昔ながらのくじ引きです。

司会役を買って出たのは、いつも先頭に立つしっかり者のママでした。

段取りもよく、みんなから頼りにされている人です。

私は少し離れた席から、折り紙が配られるのをぼんやり眺めていました。

当たりを引きたくないのは、正直みんな同じです。

ところが、司会のママが隣の席のおとなしいママに、そっと顔を寄せたのが見えました。

小声のつもりでも、静かな教室では耳に届きます。

「役員って書いてあったから、この一枚、交換して」

自分が引いてしまった当たりを、白紙と入れ替えさせようとしているのでした。

おとなしいママは断りきれず、困った顔で紙を差し出しかけています。

私は思わず立ち上がっていました。

「勝手に紙を交換しましたね!」

教室の視線が、いっせいに司会のママへ集まりました。

皆の前で青ざめた司会役

「なにか、勘違いじゃない?」

司会のママは笑ってごまかそうとしましたが、声がわずかに上ずっていました。

そのとき、隣にいたおとなしいママが、意を決したように口を開きました。

「…本当です。役員を引いたから交換して、と頼まれました」

司会のママの顔から、みるみる血の気が引いていきました。

いつもの威勢のいい笑顔は、どこにもありません。言いかけた言葉を飲み込み、目を伏せてしまいました。

「くじで決めるのは、みんな平等だからですよね」

私は責め立てず、ただそれだけを、まっすぐ伝えました。

「…ごめんなさい。私が、やります」

司会のママは小さくそう言うと、役員を引き受けました。

その年の役員は、こうして本人に決まったのです。

それからというもの、あれほど場を仕切っていた彼女は、集まりのたびに私と目を合わせなくなりました。

おとなしいママは、帰り際にそっと頭を下げてくれました。

「言い出せなくて。助かりました」

ずるがまかり通らなかっただけで、こんなに胸がすくのだと、その日はじめて知りました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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