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「犬の鳴き声がうるさい、しつけが悪い」ポストに入ってた匿名の紙。だが、調べると思わぬ事実が発覚

ポストに入っていた、差出人のない一枚
ペット可のマンションで、夫と2匹の犬と暮らしています。
3階建てで1フロア3部屋、全部で9室ほどの小さな建物です。
私たちの部屋は、2階の真ん中にありました。
ある日、買い物から帰ると、ポストに紙が1枚入っていました。
手書きではなく、パソコンで打たれた文章です。嫌な予感を抱えながら開くと、そこにはクレームが綴られていました。
「犬の鳴き声がうるさい、しつけが悪い」
続けて「夜もうるさくて家族が眠れない」「飼い主に問題がある」とまで書かれていました。差出人の名前は、どこにもありません。
私は頭が真っ白になりました。うちの子たちは、出かけるときに少し吠えるくらいで、それ以外はめったに鳴きません。
夜中に吠えたことなど、一度もなかったからです。
それでも「本当にうちの子が迷惑をかけていたら」と思うと、いても立ってもいられません。
その夜から、私は犬たちのちょっとした物音にも耳をそばだてるようになり、ろくに眠れなくなってしまいました。
誰が入れたのか、どこの部屋の人なのか。答えの出ない問いばかりが、頭の中をぐるぐると回っていました。
管理会社の確認で解けた、思いがけない誤解
一人で抱え込んでも答えは出ない。
そう思った私は、翌日マンションの管理会社に相談することにしました。
匿名の紙をそのまま持って、事情を正直に打ち明けたのです。
担当者は紙に目を通すと、「一度、きちんと確認させてください」と言ってくれました。
誰かを責めるのではなく、まず事実を確かめましょうと。
数日後、管理会社から連絡がありました。時間帯を変えて建物内を確認したところ、夜に鳴き声が響いていたのは、うちではなく別の部屋のペットだったというのです。
音の反響で、真ん中の部屋から聞こえていると受け取られてしまったのだろう、とのことでした。
集合住宅では、上下や隣の音が思わぬ方向から響くことは珍しくないそうです。
うちの子たちは、何も悪くなかったのです。
管理会社は各戸に、音の感じ方には行き違いが起きやすいという丁寧なお知らせを配ってくれました。
差出人を責めるでもなく、角の立たない形で場を収めてくれたのです。
差出人の方も、きっと本気で困って紙を入れたのでしょう。誰が悪いという話ではなく、ただの行き違いだったのだと思えたことで、胸のつかえがすっと下りていきました。
誤解が解けたと分かった夜、私はようやく肩の力が抜けました。
足元で気持ちよさそうに眠る2匹を見て、「ごめんね、疑ったりして」と、そっと背中をなでたのでした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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