Share
「今日の先輩マヂ無理」愚痴を本人に誤って送信。翌日、先輩の「予想外すぎる神対応」が逆にトラウマになった

夜勤明けの解放感が生んだ、痛恨のミス
夜勤明けの朝。疲労でドロドロになった体をひきずりながら、私はスマホを取り出しました。
「今日の先輩、またピリピリしててマヂ無理だったわ…」
一緒に夜勤を乗り越えた同期に愚痴を聞いてもらおうと、指を滑らせてメッセージを送信。
溜まっていたストレスを吐き出し、ふうっと息をついたのも束の間。
画面に表示されたトークルームの名前を見て、全身の血の気がサッと引いていくのを感じました。
宛先は同期ではなく、なんと愚痴のターゲットである「先輩」本人。
「嘘でしょ…っ!?」
一瞬にして強烈な眠気は彼方へと吹き飛び、心臓が耳の奥でバクバクと暴れ出します。
震える指で慌てて「すみません、誤送信です!」と取り繕うメッセージを連投するも、無情にもつく「既読」の文字。もう、完全に終わりました。
気まずすぎる再会、そして背筋が凍る結末
絶望を抱えたまま迎えた、次の出勤日。
「おはようございます…」
どんな顔をして会えばいいのか分からず、消え入りそうな声で挨拶をした私。
怒鳴られるのか、それとも完全に無視されるのか。最悪のシチュエーションをいくつも想像し、胃がキリキリと痛みます。
「おはよう!今日も夜勤よろしくね」
しかし、返ってきたのはいつもと変わらない、むしろ少しトーンの高い明るい声。
先輩は何事もなかったかのように、本当に普通に接してくれたのです。
怒られるより、冷たくされるより、その「完璧すぎる平常心」が何よりもホラー。
私の心の中を見透かしているような笑顔に、背筋がゾワリと凍りました。
結局、あのメッセージについて触れられることは一切ありません。
ただ一つ変わったことといえば、私が誰かにメッセージを送る際、宛先を必ず3回確認するようになったことだけです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
ほかの小説も読む
CHARACTERS
登場人物から探す
THEME
テーマ・シチュエーションから探す
ENDING
結末から探す
最も人気の短編小説
もっと見る >スカッとする短編小説
もっと見る >モヤモヤ短編小説
もっと見る >ゾッとする短編小説
もっと見る >LINEの短編小説
もっと見る >実体験をもとにした短編小説
もっと見る >恋愛トラブル
もっと見る >ハラスメント
もっと見る >金銭トラブル
もっと見る >浮気・不倫
もっと見る >迷惑
もっと見る >仕事のトラブル
もっと見る >非常識
もっと見る >LINE誤爆
もっと見る >思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」
その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
Feature
特集記事

