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「これ、日付が古いよ」賞味期限切れの食品を送ってくれる義母。だが、夫が明かした事実に背筋が凍った

開封のたびに感じる違和感
結婚して間もなく、義実家から最初の宅配便が届いた。
段ボールを開けると、お菓子の箱や缶詰がぎっしりと詰め込まれている。
義母は自宅で余った食品をまとめて送ってくる習慣があると、夫は「ありがたいけど使い切れないんだよね」と苦笑いしながら話してくれた。
最初は好意として素直に受け取り、何の疑いも持っていなかった。
ところが、しばらくして気づいたことがある。
届いたお菓子の箱を何気なく裏返すと、賞味期限の日付がすでに3ヶ月以上前になっていた。
「これ、日付が古いよ」
声に出して夫に見せると、「あ、やっぱりね。捨てた方がいいよ」と彼はあまり驚いた様子もなく答えた。
その落ち着きぶりが引っかかった。まるで、わかっていたとでも言うように。
「前からこういうことあるの?」と聞くと、夫は少し間を置いてから「まあ、たまにね」とだけ答えた。
それから一言付け加えた。「送ってくれる気持ち自体は嬉しいんだけどね」と。
義兄家族も毎回チェックしていた
気になって詳しく聞いてみると、義母の荷物にはずっとそういうことがあるのだという。
賞味期限が切れた食品が入っていることは珍しくなく、義兄夫婦の家でも届くたびに中身をひとつずつ確認するのが習慣になっているらしい。
夫は「みんな知ってるから」とさらりと言ったが、私には衝撃だった。
家族みんながそれを当然のこととして、黙って受け入れていること。誰も義母に直接伝えないまま、それぞれの家庭でひっそりと検品を続けていること。
その静けさが、なんとも言いようのない感覚だった。
その翌月、また荷物が届いた。今度は箱の底にリンゴが数個入っていた。
取り出してみると皮の一部が茶色く変色していて、軽く押すと表面が沈んだ。親戚からのもらいもので、長く置かれていたのだろう。
(悪気はないんだろうけど、これが知らずに食卓に上がっていたら)
悪意があってのことではないとわかっている。
義母は単純に、もったいないからと荷物をまとめているのだろう。
ただ、それが誰かの食卓に届くかもしれないと考えると、見えていないものが静かに怖くなる。
それからというもの、荷物が届くたびに中身を全部テーブルに並べ、日付を確認してから片付けるようになった。
夫も手伝ってくれるが、ふたりとも何も言わずにその作業をこなしている。
今でも義実家から荷物が届くたびに、夫が真っ先に「賞味期限、ちゃんと見てね」と声をかけてくる。それがすっかり家のルーティンになっている事実に、ゾッとせずにはいられない。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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