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「開けてみてね!気持ちだけだけど」1歳の娘の誕生日に義祖母がくれた贈り物。だが、箱の中に入っていた物に思わず絶句

「開けてみてね!気持ちだけだけど」1歳の娘の誕生日に義祖母がくれた贈り物。だが、箱の中に入っていた物に思わず絶句
娘の一歳を祝う誕生日会
娘がはじめての誕生日を迎えた週末、義両親の家でこぢんまりした誕生日会を開いてもらった。
バルーンを飾り、スポンジケーキを用意してくれて、娘がケーキに手を伸ばす様子をみんなで写真に収めた。
にぎやかで温かな時間だった。
義祖父母も顔を見せてくれた。
電車で2時間以上かかる距離をわざわざ来てくれたことは素直に嬉しかった。
テーブルの上にはリボンをかけた紙袋が二つ置かれていた。
「開けてみてね!気持ちだけだけど」
義祖母がにこやかに促してくれた。娘を膝に乗せたまま、紙袋に手を伸ばした。
箱を開けた瞬間の戸惑い
一つ目の袋から出てきたのは、淡いベージュの厚手コートだった。大人の女性用のサイズで、タグを確認すると明らかにLサイズの表記がある。
(これは…娘用、ではないよね)
一瞬、何かの間違いかと思った。だが義祖母は嬉しそうに言った。
「大きくなったら着られるでしょ」
確かに素材は上等で、ボタンも丁寧に縫い付けてある。
ただ、娘がこのサイズを着られるのは、どう早くても10年以上先のことだ。
二つ目の袋には、絵柄の入った陶器の茶碗と小皿のセットが入っていた。繊細な草花の模様が施された品で、大人向けの食器だった。
一歳になりたての娘がいつ使えるものなのか、想像がつかなかった。
「ありがとうございます」と声に出しながら、うまく笑えていたかどうか自信がない。
好意だからこそ言えないモヤモヤ
義祖父母が悪意で選んだとは微塵も思っていない。遠方からわざわざ足を運んで、何か贈ろうと考えてくれたこと自体はありがたいと思っている。
ただ、コートも食器も、娘が実際に使えるようになるのは何年も先の話だ。コートはそれまでに流行も変わるだろうし、陶器は転倒のリスクが頭をよぎって怖くて出せない。
洗うときにうっかり割ってしまうかもしれないと思うと、棚から出す気にもなれなかった。
文句を言いたいわけではない。
それでも、もう少し娘の年齢を意識して選んでもらえたらと思ってしまう気持ちは、正直なところある。
一歳の誕生日にほしいのは、今すぐ笑顔で使えるものだった。
誕生日会から帰宅した夜、コートと食器を丁寧に箱に戻してクローゼットの奥にしまった。娘はそのことを知らないまますやすやと眠っている。あの贈り物に込められた気持ちだけは、ちゃんと受け取りたいと思っている。
いつかコートが着られるくらい娘が大きくなったとき、この話をしてみようかとも思う。笑い話にできるといいのだが、今はまだ少し、胸のあたりがざわりとする。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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