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「ちょっと、声が大きいよ」街中ですれ違う女性に毎回悪口を放つ夫→隣を歩く私の背筋が凍る瞬間

「ちょっと、声が大きいよ」街中ですれ違う女性に毎回悪口を放つ夫→隣を歩く私の背筋が凍る瞬間

街を一緒に歩くたびに飛んでくる他人への悪口

夫と街中を歩いていると、必ずと言っていいほど嫌な瞬間がやってきます。

赤の他人の、特に見た目に対して、夫は頻繁に悪口を口にするのです。普通に道の向こうから歩いてきただけの綺麗な女性。

すれ違いざま、夫がぼそっと、でも本人にしっかり聞こえる音量で言うのです。

「うわ、あれ整形だよ」

その瞬間、私の心臓は跳ねます。

すれ違った女性の肩がぴくっと震えるのが横目で見えました。

聞こえないふりをして歩き続けてくれた彼女に、心の中で何度も頭を下げる。

隣を歩く私の背筋がすうっと冷えていくのです。

カフェで隣の席に座った女性、駅のホームに立っている女性、信号待ちで前にいる女性。

誰彼かまわず、夫は感想という名の悪口を漏らしていく。

それも本人に聞こえる距離と音量で。本人は小声のつもりらしいのですが、すれ違いざまの距離なら相手にはくっきり届く音量です。

「ちょっと、声が大きいよ」

そう小声で何度も言ってきました。けれど夫はピンと来ていない顔で、「思ったこと言っただけだよ」と返してくるのです。

何度説明しても、相手の耳に届いている感覚がないらしい。本人の中では独り言のつもりなのかもしれません。

悪気がないと言えばそれまで。けれど、悪気がないからこそ、私はゾッとしてしまうのです。

いつかブチ切れられそうな日々の恐怖

毎回そう思いながら、私は隣で身を縮めています。

(そのうち相手にブチ切れられるのではないか)

(むしろ、そうされた方がいいのでは)

そんな考えが頭をよぎる自分に、また少しゾッとするのです。

誰かに本気で怒鳴り返されて、夫が初めて自分の言動を振り返る。そういう瞬間が必要なのではないかと、本気で願ってしまう日があるのです。

もうひとつ、私を凍らせるものがあります。

(私も、夫から同じように見られているのではないか)

家を出る前に鏡の前で身支度をする時、ふとそんな考えがよぎる夜がある。

表向きは「綺麗だよ」と言ってくれる夫が、すれ違う女性に向ける品定めの目つきを、本当は私にも向けているのではないか。

日常の優しい言葉が、急に薄っぺらい膜のように感じられて、心が落ち着かなくなるのです。

本人に聞こえる距離で他人を切り捨てる感覚を、当たり前に持っている人と、どうやって人生を歩いていくのか。

隣で交わした他愛のない会話のあとに、必ずやってくる無自覚な一言。一緒に出かけるたびに、私の背筋が静かに凍るのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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