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「時間を持て余してるね」1歳と3歳を抱える妻の苦労を知らない夫。半年後、妻の変わった姿に言葉を失った

「時間を持て余してるね」という一言
1歳と3歳を育てる専業主婦の私は、産後の体型がずっと気になっていました。
とはいえ、まとまった時間なんて取れるはずもありません。
だから私は、家事と家事の合間に、自宅でできる運動を少しずつ始めることにしたのです。
その話を、仕事から帰ってきた夫に何気なく伝えたときのことでした。
「時間を持て余してるね」
夫はそう言って、テレビの方へ視線を戻しました。
本人に悪気はないのでしょう。けれど私は、その一言に頭の芯がかっと熱くなるのを感じました。
部屋は毎日掃除して、布団も干す。買い物に洗濯、夕飯は夫が喜ぶメニューを欠かさず作っています。
家事の何ひとつサボってなどいません。子ども二人の相手をしながら、細切れの時間をかき集めて、ようやく体を動かしていただけなのに。
3歳をトイレに連れて行き、1歳をあやし、その隙に洗い物を片づける。
私の毎日は、腰を下ろす暇さえない綱渡りです。
その合間をやりくりして始めた運動を、夫は「余った時間」だと決めつけたのです。
悲しさと悔しさが、胸の奥でぐるぐると渦を巻きました。
でも、泣いても仕方がない。私はその夜、静かに心を決めたのです。
半年後、夫が言葉を失った
いつの間にか綺麗になってやる。見てろよ。
そう自分に言い聞かせ、翌日から私の挑戦が始まりました。
洗い物の合間にスクワット。
子どもが昼寝した十分間に、床で体幹を鍛える。
誰かに褒められるわけでもありません。鏡の中の自分だけを相手に、私はこつこつと続けました。
最初のひと月は、何ひとつ変わりませんでした。
それでも、やめなかった。
二か月、三か月と過ぎるうちに、階段を上っても息が切れなくなり、去年はきつかったスカートが、するりと入るようになったのです。
そうして半年が過ぎた頃のことでした。
私が身支度を整えて振り向くと、夫が箸を止めて、こちらをじっと見つめていました。
「……お前、なんか、変わったな」
言葉に詰まった夫に、私は笑ってこう返しました。
「持て余した時間で、少しだけ頑張ってみたの」
夫はもう何も言い返せず、ただ気まずそうに目をそらしました。
半年前の自分の一言を、確かに思い出した顔でした。あのとき、家事の合間の運動を鼻で笑ったこと。その言葉が、まさか自分に返ってくるとは思っていなかったのでしょう。
私は時間を持て余していたわけじゃない。限られた時間を、自分のために使い切っただけ。その手ごたえは、夫のどんな言葉よりも、ずっと確かなものでした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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