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「仕事は?彼氏は?」息子の入学祝いなのに孫を放置し質問攻めする義母。だが、夫の一言で子供に笑顔が戻った瞬間

仕事は彼氏は息子の入学祝いなのに孫を放置し質問攻めする義母だが夫の一言で子供に笑顔が戻った瞬間

主役のはずの息子が、置いてけぼりに

息子が小学校に上がり、入学祝いをした日のことです。

義両親と義妹が駆けつけてくれて、私たちが予約したレストランでお祝いをしました。

食事のあと、義母の「せっかくだから家にも寄って」という言葉で、そのまま義実家に立ち寄ることになったのです。

真新しいランドセルを見せて、少しはしゃいでいた息子も、この頃にはうとうとと疲れた様子でした。

ところが義実家に着くと、話の中心は、なぜか義妹の近況になっていきます。

「仕事は?彼氏は?」

義母は義妹に次々と質問を浴びせ、そのまま夫の仕事の話へと移っていきました。

「そういえば、あなたの部署はどうなの」

今日の主役であるはずの息子には、誰も目を向けません。

「おばあちゃん、あのね」と話しかけても、「はいはい、ちょっと待ってね」と流されてしまいます。

息子はソファの端で、所在なさげに足をぶらぶらさせていました。

手持ちのお茶をちびちびと飲みながら、退屈そうにあくびをしています。

その小さな背中を見ているうちに、私の胸に、じわりと切なさがこみ上げてきたのです。

夫が、主役を取り戻したひと言

近況報告は、いっこうに終わる気配がありません。

義母は身を乗り出して、義妹や夫にあれこれと尋ね続けています。

そのときでした。

それまで黙って聞いていた夫が、すっと立ち上がったのです。

「今日は息子が主役だから、その話はまた今度ね」

穏やかな、けれどはっきりとした声でした。

義母は一瞬、きょとんとした顔をします。

「あら……そうよね、ごめんなさい」と、ばつが悪そうに口をつぐみました。

夫は息子のそばにしゃがみ込み、目線を合わせて言いました。

「入学おめでとう。今日は主役だぞ」

その一言に、息子の顔がぱっと明るくなります。

「ぼく、一年生になったんだよ!」

待ってましたとばかりに、息子はランドセルの話を始めました。

ようやく、話の輪が息子を中心に回り始めます。

義母も「そうよね、おめでとう」と、今度は息子に笑いかけてくれました。

ひとしきり息子の話に付き合ったあと、私たちは長居はせず、少し早めに義実家をあとにしました。

帰り道、息子は夫と手をつなぎ、入学式で並んだ席のことを、何度も嬉しそうに話してくれます。

「今日ね、すっごく楽しかった!」

その弾んだ声だけで、早めに切り上げた選択は間違っていなかったと分かりました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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