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「保育園なんて可哀想!」と言っていた義母。3年後、義母の主張に言葉を失ったワケ

「保育園なんて可哀想」と言い切った義母
子どもを授かる前のことです。
義母は、小さい子は母親が家で見るものだと固く信じている人でした。
近くに住む義妹の子どもたちも、幼稚園に上がるまでは自宅で過ごし、義母がよく子守りを買って出ていたのです。
そんな義母が、事あるごとに言っていた言葉があります。
「保育園なんて可哀想!」
外に預けて働くなんて考えられない、母親なら家にいてあげなさいと。
やがて私にも子どもが生まれました。
本当は保育園に預けて、しっかり働きたい気持ちがありました。
けれど、実家も義実家も遠く、夫の帰りも遅くて、頼れる手はどこにもありません。
そして何より、あの「可哀想」という義母の言葉が、いつも耳の奥に残っていたのです。
保育園の申込書を前にするたび、義母のあの顔が浮かんで、ペンを持つ手が止まりました。
無理に預けて、あの子が寂しい思いをしたらと思うと、どうしても踏み切れなかったのです。
結局、私はフルタイムの仕事も保育園も諦めました。
幼稚園に上がるまでは、職場の託児室を頼りながら、短い時間だけパートに出ることにしたのです。
3年後、手のひらを返した義母
それから三年ほど経った頃でした。
家に遊びに来た義母が、私の働き方を聞いて、急に眉をひそめたのです。
「なんで入れないの?もっと働いて」
保育園に入れれば、もっと稼げるじゃない。そんな短い時間のパートじゃ足りないでしょうと。
耳を疑いました。
「早く正社員を目指したらいいのに。もったいない」
義母は、さらに畳みかけてきます。
あれほど「可哀想」と言って、私に家にいることを求めてきたのは、他でもない義母だったからです。
私は湯呑みを置いて、静かに義母の目を見ました。
「保育園はダメだって言ったの、お義母さんですよ」
その一言に、義母の表情がすっと固まりました。
「いえ、私はそんな…」と言いかけて、続く言葉が出てきません。
やがて義母は視線を落とし、湯呑みをじっと見つめたまま黙り込んでしまいました。
隣で聞いていた夫も、静かに口を開きます。
「母さん、それは筋が通らないよ。ずっと保育園はダメって言ってたじゃないか」
義母は小さく「…そうだったかしらね」とつぶやくのが精一杯でした。
気まずい沈黙が、しばらくリビングに流れます。
それ以来、義母が私の働き方に口を出してくることは、ぴたりとなくなりました。
家に来ても、あの日のことを思い出すのか、預け先や仕事の話題には触れてきません。
言われるがままに諦めてきた自分にも、ようやく区切りがつきました。
あのとき、静かに一言だけ返してよかった。今でも心からそう思っています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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