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「タダであげるんだから当然でしょ!」古い家具の設置費まで押し付ける親戚。後日、話し合いの場を設けた結果

「タダであげるんだから当然でしょ!」古い家具の設置費まで押し付ける親戚。後日、話し合いの場を設けた結果
いつの間にか変わった話
きっかけは、親戚が使わなくなった食器棚とテレビ台を「よかったら譲るよ」と声をかけてくれたことでした。
ありがたい話だと、私は素直に喜んでいました。
ところが、日が経つにつれて、話は少しずつ形を変えていきました。
「運搬費はそっち持ちでよろしく。うちは出さないから」
次に会ったときには、条件がもう一つ増えていました。
「あと、設置も自分たちでやってね。古い家具だから、外すのもそっちで」
タダでもらえるはずだった話が、気づけば運搬費と設置費のかかる話になっていたのです。
それでも、相手は当然のような顔でした。
「タダであげるんだから当然でしょ!」
頭の中で計算すると、業者に頼む運搬費と、古い家具の取り外しの手間を合わせれば、決して小さな負担ではありません。
それを「譲ってあげる」の一言でこちらに背負わせようとしていることに、正直、驚きました。
「まあ、身内なんだし。そのくらいはねえ」
断りづらい空気の中で、私はうまく言い返せず、ただ曖昧に頷いてしまいました。
家に帰ってからも、胸の奥がもやもやとして消えません。もらう側だからと遠慮しているうちに、いつの間にか一方的な条件を飲まされている。その構図が、どうしても引っかかったのです。
紙に書き出して話し直す
このまま流されてはいけない。そう思った私は、後日、あらためて親戚に連絡を取りました。
感情的にならないよう、言うべきことを紙に書き出してから向かいました。
「条件を整理させてほしいの」
私はそう切り出し、運搬費は誰が負担するのか、設置は誰がやるのか、一つずつ順番に確認していきました。
「もし全部こちら持ちなら、正直、買った方が安いこともあります。だから、対等に決めませんか」
親戚は、一瞬、言葉に詰まりました。
「…そう」
目が泳ぎ、決まりが悪そうに視線を逸らしました。
さっきまでの「当然でしょう」という調子は、すっかり消えていました。
同席していた親戚の一人も「たしかに、最初はただ譲るって話だったよね」と静かに口を添えてくれます。
その一言で、場の空気がこちら側に傾いたのがわかりました。
「じゃあ、運搬費は折半。設置は当日みんなで手伝う。それでどうですか」
気まずそうに頷く相手を前に、私はほっと息をつきました。曖昧なまま押し付けられていた話が、きちんと対等な形に戻った瞬間でした。
身内だからこそ、最初にきちんと確認する。その大切さを、私はこの一件で覚えました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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