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「これくらい大丈夫だろ(笑)」と口をつけたスプーンを孫の口元に運んだ義父。だが、歯医者で聞いた事実に絶句

初めてのソフトクリームの席で
娘が一歳半になった頃の話です。
私は虫歯菌が口移しでうつると知ってから、スプーンや箸の共有不可を家の中で徹底していました。
義両親と夫と出かけた日、休憩のカフェで娘に人生初のソフトクリームを少しだけ食べさせたのです。
「もうおしまいね」
食べ過ぎないよう、ひと口ふた口で私はスプーンを引きました。ところが、それを見ていた義父が自分の使っていたスプーンをすっと娘の口元へ運んだのです。
「これくらい大丈夫だろ(笑)」
止める間もありませんでした。
続けて義母までが、自分の口をつけたスプーンでかき氷を娘にあげようとします。私は膝から崩れそうになりました。
夫まで義両親の味方だった
その場では波風を立てまいと、私は笑顔をつくるのが精一杯でした。
けれど帰りの車の中で、こらえきれずに夫へ訴えたのです。
「私がどれだけ気をつけてきたか、分からないの。どうして注意してくれなかったの」
夫の返事は、信じられないものでした。
「もう終わったことだろ」
たった一度の外出でなかったことにされた気がして、言葉が出ませんでした。
神経質だと笑われ、味方であるはずの夫まで義両親側に立つ。誰にも分かってもらえない悔しさで、その夜は娘の寝顔を見ながら一人で泣いたのです。
それでも私は、自分のやってきたことが間違いだとは思えませんでした。
健診で歯科医が告げた一言
数か月後、娘の歯科健診の日がやってきました。義両親と夫も「孫の様子を見たい」と同席することになったのです。
診察を終えた歯科医は、その場の全員に向けて静かにこう言いました。
「虫歯ですね」
その瞬間、義父の表情がこわばりました。義母は気まずそうに目を伏せ、夫は私の顔を見られないまま黙り込みます。
帰り道、夫はハンドルを握ったまま、ようやく口を開いたのです。
「あの時、ちゃんと君の味方をすればよかった。本当にごめん」
あれ以来、義両親が娘の食事に手を出すことはなくなりました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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