Share
「間違えた」猛アプローチしてきた上司が誤って女性の写真を送ってきた。女性にだらしなかった上司が会社をクビになったワケ

告白を断り続けた日々
20代の頃に勤めていた職場に、年齢が7、8歳上の直属の上司がいた。
ダボダボのズボンにネックレス、ズボンにはチェーン。金髪で見た目はいかにもチャラい雰囲気だったが、仕事以外の話でも共通の話題があり、職場では普通に話せる相手だった。閉店後に食事に行ったり、メッセージのやり取りをしたりするうちに、ある日告白された。
気持ちは全くなかった。仕事仲間として、あるいは友人として付き合うならいいが、それ以上の関係を求めるつもりはなかった。
ハッキリとそう伝えた。
ところが、その後も関係は続いた。食事に行くこともあれば、メッセージのやり取りも変わらず続いた。友人のつもりで付き合っていたが、告白は何度も繰り返された。そのたびにハッキリと断った。
それでも上司の態度は変わらなかった。
断られても引く気配がなく、また同じ言葉を繰り返す。
もう慣れてしまっていたのかもしれない。
毎回同じパターンで、毎回同じ答えを返すだけだった。
ある日、スマホに一通のメッセージが届いた。明らかにカップル同士がやり取りするような内容と、見覚えのない女性の写真。
一目見て、他に女性がいるとわかった。
「間違えた」では済まなかった末路
聞いてみると、「間違えた」の一言で済ませようとしてきた。
その後、仕事終わりに「付き合いたい!」としつこく迫ってきた。
他に女性がいるのに、まだ同じことを言うのか。
頭に血が上った。その場で事実を問い詰め、何度も無理だと繰り返した。
収まらずに外へ出ると、街中で逆ギレされた。
大声でまくし立てられたが、こちらも引かなかった。周囲の目が集まる中、その場は終わった。胸の中には、もう怒りより冷静さのほうが大きかった。
それからしばらくして、職場に波紋が広がった。求人に応募してきた女性の連絡先を、上司が勝手に控えて個人的に連絡していたことが発覚したのだ。
複数の女性から苦情が入っていたことも明らかになった。
上司はクビになった。
あの逆ギレの夜から、そう時間はかからなかった。職場の求人を私的な出会いの場として使っていた事実が、自分の首を絞めた。
あれだけ何度もハッキリ断り続けたのは間違っていなかった。その結果を、遠くから見届けた形だった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
ほかの小説も読む
登場人物から探す
テーマ・シチュエーションから探す
結末から探す
最も人気の短編小説
もっと見る >スカッとする短編小説
もっと見る >モヤモヤ短編小説
もっと見る >ゾッとする短編小説
もっと見る >LINEの短編小説
もっと見る >実体験をもとにした短編小説
もっと見る >恋愛トラブル
もっと見る >ハラスメント
もっと見る >金銭トラブル
もっと見る >浮気・不倫
もっと見る >迷惑
もっと見る >仕事のトラブル
もっと見る >非常識
もっと見る >LINE誤爆
もっと見る >思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」
その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
Feature
特集記事

