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「聞いて…妊娠したの」と結婚して5年の夫に報告。だが、返ってきた一文に泣きそうになった

妊娠の喜び
結婚して5年。私たち夫婦はずっと子どもを望んでいましたが、なかなか恵まれませんでした。
だからこそ、検査薬に陽性のラインが浮かび上がったとき、私は嬉しくてトイレの中で一人泣いてしまいました。この喜びを、すぐにでも夫に知らせたかったのです。
仕事中の夫の邪魔にならないよう、メッセージアプリを開きました。
緊張で指が震えるのを抑えながら、短い文を送信しました。
『聞いて…妊娠したの!検査薬で陽性が出たよ』
すぐに「既読」がつきました。
どんな返事が来るだろう。喜んでくれるかな。驚いて電話をかけてくるかもしれない。
胸を高鳴らせながら画面を見つめていると、数分後、短いメッセージが返ってきました。
最悪のメッセージ
『それ、本当に俺の子か?』
頭を思い切り殴られたような衝撃でした。
画面に並んだ冷たい文字に、スーッと血の気が引いていくのがわかります。先ほどの嬉し涙は一瞬で引っ込み、代わりに絶望の涙がボロボロとこぼれ落ちてきました。
でも、夫を責めることはできません。
なぜなら、私には過去に大きな過ちがあるからです。
結婚3年目のとき、私は別の男性と浮気をしてしまいました。
夫にバレて当然のように離婚の話も出ましたが、私は泣いて謝り、何度も話し合いを重ねて、どうにか夫婦として再構築の道を歩み始めたのです。
あれから2年。私たちは以前のように笑い合い、穏やかな日々を取り戻せたと思っていました。
しかし、夫の心の奥底には、私への不信感が黒いシミのようにずっとこびりついていたのです。
『もちろんあなたの子だよ。ずっと欲しがってたじゃない』
そう返信しようとして、文字を打つ手がピタリと止まりました。
いくら言葉を尽くしても、一度裏切った私の言葉は、今の彼には信じてもらえないのかもしれません。自分がしてしまったことの代償の大きさを、今になってはっきりと突きつけられています。
自業自得だということは、痛いほどわかっています。
それでも、一番喜んでほしかった人からのこの言葉は、私の心を深くえぐりました。
お腹に宿った小さな命を前に、私は過去の罪の重さに押しつぶされそうになりながら、ただぼやけるスマホの画面を見つめて泣き続けることしかできませんでした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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