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「最近、体調悪いから先に行って」毎朝迎えに来ていた小学生が突然放った一言。母親として抱えた葛藤

毎朝の当たり前が変わった朝
息子は小学生になってから、近所の同級生と毎朝一緒に登校していた。
その子とは入学当初から気が合ったらしく、うちに迎えに来ては二人で仲よく歩いていく。
私も玄関先で見送るのが日課になっていた。
特別なことは何もない、ただの朝の風景。
でも、それがあることで一日が始まる感じがあった。
先週末、玄関先でその子が言った。
私も横にいた。
「最近、体調悪いから先に行って」
息子は「そうなんだ、大丈夫?」と答え、「わかった、そうするね」と続けた。
その子は軽く頷いて、足早に自分の家の方へ戻っていった。
私は何も言えなかった。ただ見送るだけだった。
先に行った息子の背中を目で追いながら、頭の中でその言葉を繰り返していた。
どこか他人行儀な言い方が、少しだけ気になった。
答えが出ないまま仕事へ向かう
息子を見送ってから、仕事へ向かう支度をした。でも気持ちはずっとあの玄関先に残っていた。
もしかして、もう一緒に行きたくなくなったのかもしれない。
理由をうまくつけて、自然に距離を置こうとしているだけではないか。
子どもが「体調が悪い」と言うとき、それが本当のことである場合も、そうでない場合もある。どちらかは外からではわからない。
息子は気にした様子もなく学校へ向かった。きっとそこまで考えていない。
同い年の子どもにとって、友達関係は日々変わるものだし、気にする方が大げさなのかもしれない。
でも親の私は、小さなことが頭から離れなかった。電車に乗っても、会社のデスクに座っても、あの「先に行って」という言葉が浮かんでは消えた。
息子が帰ってきたら様子を聞こうかとも思った。でも聞いてどうなるという気もした。「あの子と仲良くしてる?」なんて聞いたら、逆に息子に余計なことを意識させてしまうかもしれない。
子ども同士のことに親がどこまで踏み込んでいいのか、答えが見つからないまま、その日は終わった。
翌朝も、その子は迎えに来なかった。息子は何も言わず玄関を出ていった。私はまた一人で見送った。
もしかして、息子はもうあのグループからハブられてしまったのかもしれない。
そう思った瞬間、胃のあたりがすっと冷たくなった。子ども同士のことだから親が騒ぐべきではない、と何度も自分に言い聞かせた。
子どもの友達関係に正解はない。でも、「何でもないかもしれない」と頭でわかっていても、引っかかりはしばらく消えそうになかった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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