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「これだから派遣は」と見下してくる正社員。だが、退職間際にコンプライアンス窓口に記録を送信した結果

冷笑と横取りが繰り返された日々
中堅の製造業に派遣スタッフとして入社して、半年ほど経った頃から担当の正社員の態度がはっきり変わった。
最初の数ヶ月は普通に接してもらえていたのに、業務に慣れてきた段階から空気が変わった。
業務に慣れず手が遅かったり、書類に見落としがあったりすると、口には出さないがその目が語っていた。
「これだから派遣は」
溜め息、舌打ち、他のスタッフへの耳打ち。
こちらが聞こえていないわけがないのに、そういった積み重ねが続いた。
厄介だったのは、取引先との書面のやり取りで成果を出したときだ。
メール越しの業務だったため、先方は送り手の雇用形態を知らない。
やり取りがうまくいくと、担当者は「この件は私が引き継ぐから。面倒な調整は任せて」と言って仕事を持っていく。
取引先に褒められたときも、連絡先をそのまま差し替えられた。結果だけを自分の実績にする形が、半年以上続いた。
派遣会社への相談が空回りした理由
派遣会社の担当営業に状況を話したのは二度ある。
一度目は「確認してみます」で終わり、二度目は「契約更新に影響が出るといけないので、できるだけ穏便に」とやんわりかわされた。
要するに、波風を立てたくない側の論理だった。こちらのストレスは積み上がる一方で、職場に出るたびに消耗していた。
派遣会社に頼っても動いてもらえないことは、この時点でほぼ確信した。
そこで方針を変えた。
相談することをやめ、記録することに徹した。日付・内容・その場にいた人数・具体的な発言や態度を、退勤後に自分のメモに書き留めていく。
感情的な言葉は入れず、起きた事実だけを積み上げた。それを半年以上続けた。
コンプライアンス部に送信した日
記録がかなりの量になったとき、会社を辞める前日に企業のコンプライアンス窓口へメールを送った。
経緯を時系列でまとめ、証拠となるメールのやり取りも添付した。派遣会社にも同日付けで同じ内容を送り、退職の意向を伝えた。
後日、以前の職場に残っていた別のスタッフから連絡が来た。
「あの担当者、別の部署に異動になったよ」
詳しい理由は明かされなかったが、タイミングからして無関係ではないだろうと思った。
感情的に動いても何も変わらない。記録を取り、出すべき窓口に出す。怒りをぶつけるのではなく、事実を積み上げて然るべき場所へ届ける。
その地道な積み重ねが、最終的に意味を持ったと感じた瞬間だった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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