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「大手勤務の旦那なら、ここは奢ってよ」図々しいママ友。だが、ママ友に訪れた自業自得の結末とは

エリート旦那と託児所扱い
同じ幼稚園に子を通わせるママ友は、うちの夫が大手商社に勤めていると知った日から、態度をがらりと変えた。
「エリート旦那なら、ここは奢ってよ」
お茶に誘われるたび、彼女は財布を出す素振りすら見せない。私が払って当たり前、という顔で笑うのだ。
断れば角が立つ。そう思って何度か払っているうちに、彼女の中では「この人は出してくれる人」という認識が、すっかり出来上がってしまったようだった。
それだけならまだよかった。あるとき彼女は「美容院に行くから」と言って、当然のようにうちへ子どもを預けにきた。
数時間後に迎えに来ても、礼のひとつもない。
「うちの子、服汚れてない?おやつ、もっと良いのを出してよ」
預かった側の私が気を遣い、彼女は文句とマウントだけ置いて帰る。そんな日が、月に何度も繰り返された。
おやつを用意し、子どもがけがをしないよう目を離さず、汚した服はそっと着替えさせる。そこまで尽くしても、返ってくるのは感謝ではなく、次の注文ばかりだった。
(このままだと、ずっと都合よく利用され続ける)
限界を感じた私は、思いきって他のママたちに相談を持ちかけた。
ボスママが見ていた真実
「次からは、一時間千円の託児ルールを作りませんか」
私の提案に、まわりのママたちは深くうなずいた。
「実はうちも、預かってばかりで困っていたの」
けれど彼女だけは、その決まりを許さなかった。「あの家はケチで、子どもの面倒もろくに見ない」と、園を仕切るボスママに告げ口して回ったのだ。
自分に都合の悪い決まりを潰すために、事実をねじ曲げてまで私を貶める。その執念には、さすがに背筋が寒くなった。
ところが、話を聞いたボスママは静かに口を開いた。
「美容院じゃなくて、パチンコでしょう」
彼女が子どもを預けていたあの日、ボスママはパチンコ店へ入っていく彼女の姿を、はっきり目にしていた。
「人の好意を利用して、嘘までつくなんて最低よ」
彼女の顔が、みるみる真っ赤になった。何か言い返そうと口を開きかけて、けれど言葉が出てこない。まわりのママたちの視線が、いっせいに彼女へと集まった。
「……失礼するわ」
それだけ絞り出すと、彼女は逃げるように背を向けた。私は下手に出るつもりはなかった。
「ルールは、皆のために作るだけです」
言い切った私に、ボスママが小さくうなずいてくれた。あの日を境に、彼女は園で誰からも誘われなくなった。送り迎えの時間になると、人の輪を避けるように、一人きりで足早に去っていく。図々しさで築いたつながりは、嘘が露見した瞬間、跡形もなく崩れて孤立していったのだった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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