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「ゴミ袋くらい廊下に置いていいでしょ」深夜3時の騒音と異臭。だが、管理会社に記録を持って行った結果

「ゴミ袋くらい廊下に置いていいでしょ」深夜3時の騒音と異臭。だが、管理会社に記録を持って行った結果

眠れない夜と、廊下の異臭

引っ越して数か月、隣の部屋から深夜まで大音量の音楽と笑い声が響くようになった。

平日でも夜中の2時、3時まで続き、私は何度も目を覚ました。

慢性的な睡眠不足で、日中の仕事にも支障が出るほどだった。

最初は「たまたまだろう」と我慢していた。けれど状況は悪くなる一方で、今度は共用廊下にゴミ袋が置きっぱなしにされるようになった。

夏場のことで、通るたびに鼻をつく異臭が漂う。

玄関を出るたびに気が滅入り、帰宅すること自体が憂うつになった。

共用部分は住人みんなのものなのに、まるで自分専用の物置のように扱われている。眠れない夜と、鼻を突く異臭。二重のストレスに、心がじわじわと削られていくのがわかった。

思い切って声をかけたことがある。返ってきたのは、悪びれのない一言だった。

「ゴミ袋くらい廊下に置いていいでしょ」

「すぐ出すんだから、いちいちうるさいな」

あまりに堂々とした態度に、我慢している自分が馬鹿らしくなってくる。

それでも、面と向かって言い争えば、この先ずっと隣で顔を合わせるのが気まずくなる。私は別のやり方を選ぶことにした。

記録を提出した翌週の静けさ

その日から、騒音があるたびにスマホのメモへ日時と内容を書き留めた。

「◯日3時、大音量の音楽と複数人の声」。廊下のゴミ袋も、日付を入れて写真に残した。感情ではなく、事実だけを淡々と積み重ねた。

不思議なもので、記録を取り始めると、少しだけ心が落ち着いた。泣き寝入りするのではなく、自分にできることをしているその感覚が、支えになった。

一週間分の記録がそろったところで、私はそれを管理会社へ持ち込んだ。担当者は資料に目を通すと、表情を引き締めた。

「これだけ具体的だと、こちらもきちんと対応できます」

管理会社は、記録をもとに隣室へ正式な注意をしてくれた。日時まで明記された文書を前に、相手も言い逃れができなかったのだろう。

翌週、あの部屋は嘘のように静かになった。深夜の音楽は止み、廊下のゴミ袋も片付けられていた。夜中に目を覚ますこともなくなり、久しぶりにぐっすり眠れた朝、私は自分の判断は正しかったのだと実感した。

感情的に怒鳴り込んでいたら、きっとこじれていた。淡々と記録を残し、第三者に託す。

それが一番静かで、一番強い方法だった。完全に元通りとはいかなくても、あの頃の張り詰めた日々を思えば、今の穏やかさは十分すぎるほどだ。毎日を過ごす場所だからこそ、安心して眠れる夜のありがたさを、今かみしめている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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