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「薄味じゃかわいそう、味噌汁あげる」と1歳の子に飲ませようとする義母→止めた私に向けた信じられない一言とは

「薄味じゃかわいそう、味噌汁あげる」と1歳の子に飲ませようとする義母→止めた私に向けた信じられない一言とは
持参した離乳食
子どもが一歳になった頃、久しぶりに夫の実家へ顔を出した。
長い移動になるので、私はいつもの離乳食を保冷バッグに詰めて持って行った。
お昼どき、リビングのテーブルで子どもに離乳食を食べさせようとしたときだった。
台所から戻ってきた義母が、湯気の立つ味噌汁の椀を手にしていた。
「薄味じゃかわいそう、味噌汁あげる」
そう言うなり、義母はスプーンで味噌汁をすくい、子どもの口元へ運ぼうとした。私は慌てて手を伸ばした。
「待ってください、まだ大人の味付けは早いんです」
「うちの味に慣れさせないと。細かいこと言わないの」
神経質ねぇ
それでも私は、子どもの前に手を差し入れて椀を遠ざけた。塩分の濃い汁を一歳の子に飲ませるわけにはいかない。
「すみません、この子の分はちゃんと持ってきているので」
私の必死の制止に、義母はわざとらしく肩を落とした。
「神経質ねぇ」
「昔はこんなの普通だったのよ」
溜息混じりのその一言が、部屋の空気を重くした。周りに座っていた親戚たちは、みな苦笑いを浮かべるばかりで、誰も助け舟を出してくれない。
(ここでは、私が悪者なんだ)
その後も、抱き方が下手だの、着せ方が薄いだのと口出しは続いた。座って休む暇もなく、私はすっかり気疲れしてしまった。ずっと隣にいた夫は、今日は珍しく黙って様子を見ていた。
夫が放った一言
味噌汁の椀を静かにテーブルへ戻したのは、その夫だった。
「母さん、育児のことは俺たちに任せて」
穏やかだが、はっきりとした声だった。いつも「母さんは悪気ないから」と受け流していた夫の変化に、私は思わず顔を上げた。
「あら、私はよかれと思って」
「わかってる。でも、何を食べさせるかは俺と妻で決めるよ。この子の親は、俺たちだから」
義母は口を開きかけて、言葉を飲み込んだ。それでも何か言おうとして、けれど椀に伸ばした手を、ゆっくりと引っ込めた。
苦笑いしていた親戚の一人が、小さく「まあ、それもそうよねえ」とうなずく。潮目が変わったのが、はっきりと分かった。
義母はもう、スプーンを子どもの口へ運ぼうとはしなかった。ばつが悪そうに立ち上がり、味噌汁の椀を台所へ下げていく。その背中は、さっきまでの勢いをすっかり失っていた。
帰りの車で、私は思わず涙ぐんでしまった。夫は前を向いたまま、静かに言った。
「次からは、俺が先に言っておくから。無理しなくていいよ」
それ以来、義実家へ行く前には、夫が必ず「育児のことは俺たちに任せて」と伝えてくれるようになった。
あれほど遠慮なく口を出してきた義母も、今では余計な手出しをぐっとこらえている。あの日、下げられた椀の湯気を、私はきっと忘れない。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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