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「いい加減、足どけろ」何度注意しても机に足を乗せる同僚。だが、他の同僚が机に置いた私物で解決した話

休憩スペースの困った「足乗せ問題」
アルバイト先の休憩スペースに、ソファに座ったまま向かいのテーブルに足を乗せる同僚がいた。
悪意はないのだと思う。
本人はたぶん、気づいていない。
でも休憩中に土足で足を置かれると、さすがに気になる。
ランチ後にテーブルをみんなで共有するスペースでもあった。
私を含む数人が声をかけてきたが、ある日とうとう業を煮やした同僚が強めの口調で言い放った。
「いい加減、足どけろ」
その場では「あ、ごめん」と笑顔で引っ込めるのだが、しばらくするとまた乗っている。
注意が届かないのではなく、体の習慣になってしまっているのだ。
一度気が緩むと、無意識に同じ姿勢に戻ってしまう。
何度声をかけても、翌日にはリセットされていた。
これは言葉だけでは変わらないな、とみんなで顔を見合わせていた。
仮に厳しく言っても、悪意のない癖を責め続けると空気が悪くなるだけだ。かといって黙って見ているのも落ち着かない。
パンク好きの同僚が持ち込んだ秘策
何度やっても変わらないね、と話していたある日、パンクロック好きの同僚がポケットから取り出したのは、スパイクがびっしり並んだ金属製のブレスレットだった。
トゲトゲが等間隔に連なる、見るからに痛そうなアクセサリーだ。
「これ私物なんだけど、使っていいよ」と言って、いつも足が乗る辺りにそっと置いた。
見た目からして「触ると絶対痛い」と伝わるデザインが、今回は逆に功を奏した。
作戦は単純だった。ただそこに置くだけ。
しばらくして、例の同僚が休憩室に入ってきた。
ソファに腰を下ろし、いつもの流れで足をテーブルの上に伸ばした。そしてトゲトゲに触れた瞬間、
「いた!何これ!?」
休憩室が笑いに包まれた。
本人も驚きつつ大笑いしていた。
「何これ!」と言いながらブレスレットをまじまじと眺め、パンク好きの同僚の方を見ると「どうぞ」という顔でにやっとしていた。
翌日からぴたりと足が乗らなくなった
ブレスレットは翌日から元の持ち主の手首に戻った。
でも同僚の足がテーブルに乗ることは、それ以降一度もなかった。
何度注意しても変わらなかったのに、トゲトゲひとつで解決してしまった。仕掛けた側も想定外の速さだった。誰も傷つかず、笑いで終わった。
翌日以降、パンク好きの同僚は「さすがに一仕事した」という顔で、いつもどおり手首にブレスレットをつけていた。本人が「役に立てて光栄です」と笑っていたのを覚えている。
言葉より体が「覚える」方が早いこともある。そう学んだ40代の一幕だった。休憩スペースに穏やかな空気が戻ったのが一番の収穫だった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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