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「痛っ!…嘘、何が刺さったの?」デート帰りの服に引っかかっていた異物。小さな釣り針が暴いた彼の「あり得ない裏切り」

完璧な夜の終わりに潜んでいた、冷たい違和感
助手席の窓から流れる夜景を見つめながら、私は今日のドライブデートを振り返り、甘い気分に浸っていました。
彼が車を停め、「喉乾いたから適当に買ってくる。そこで待ってて」と足早にコンビニへ向かった時、その背中になぜか焦燥感のようなものを感じたのは、確かな直感だったのでしょう。
家まで送ってもらい、無事に帰り着いて「今日はいい夜だったな」と服を脱ごうとしたその時です。指先に鋭い痛みが走りました。
「痛っ!……嘘、何が刺さったの?」
恐る恐る服の裾の裏側を確認すると、そこには小さく鋭利な「釣り針」が引っかかっていたのです。
今日は海にも川にも近づいていません。釣りとは無縁の生活をしている私の服に、なぜ釣り針が?
得体の知れない不気味さが胸を覆い尽くします。何かがおかしい。胸騒ぎに背中を押されるように、私はスマートフォンを握りしめました。
SNSの海で見つけた決定的な証拠と、最低な結末
彼の本名、よく使うハンドルネーム、趣味のキーワードを駆使して、あらゆるSNSを片っ端から検索し続けました。
数時間後、とうとう見つけ出したのは、彼がひっそりと動かしていた鍵なしの裏アカウントでした。
そこに並んでいたのは、私を迎えに来る直前に投稿された、目を疑うような写真の数々。
『釣り好きの彼女とのドライブデート、マジで最高!』
その言葉と一緒にアップされていたのは、見慣れた彼の車のシートと、そこに座る見知らぬ女の姿。ご丁寧に、女はフィッシングベストを着ています。バラバラだった情報が、はっきりとした一本の線として繋がった瞬間でした。
私が服に刺してしまったあの釣り針は、浮気相手の服からシートにこぼれ落ちたものだったのです。
怒りというより、あまりの間の抜けっぷりに乾いた笑いしか出ませんでした。
私は迷うことなく一連の投稿をスクリーンショットで保存し、彼のメッセージアプリに画像を叩きつけました。
「釣り好きの彼女さんとのデート、お疲れ様。もう二度と連絡してこないで」
直後に鳴り響いた着信は完全に無視し、そのまま即ブロック。
私の上着に引っかかった一本の釣り針は、彼の最悪な本性を暴き出し、私に新しい自由をもたらしてくれたのです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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