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「PTAの役員、俺はやらないからね」と夫からのメッセージ→「いいわよ!」と私が笑顔で返したワケ

PTA役員を断る夫
新学期が始まると、保護者の間で避けて通れないのが「PTA役員」の選出ですよね。
我が家でもその話題が出始めた矢先、仕事中の私に夫から一通のメッセージが届きました。
「今年のPTA役員、俺は絶対にやらないからね。君がやってよ」
あまりにもそっけない文面に、以前の私なら「どうして最初から私に押し付けるの?」と怒っていたでしょう。
でも、今回の私は違いました。スマホの画面を見つめながら、思わずニヤリと笑ってしまったのです。
間髪入れずに、私は「いいわよ!その代わり、一つだけ条件があるんだけどいいかな?」と返信しました。
実は、我が家が住む地域では、PTAと同じくらい敬遠されている役目がありました。
夫が担当したのは
それが「町内会のゴミ集積所の管理担当」です。
この担当は、収集日の朝7時に集積所に立ち、ゴミの分別が正しいかチェックしたり、回収後のカラスの被害を掃除したりする、なかなかの重労働です。
特に冬の寒い朝や、雨の日の作業は本当に大変で、近所でも「誰がやるか」といつも揉めていたのです。
夫は「会議が長引くPTAより、外でパッと体を動かすゴミ担当の方が楽だろう」と軽く考えたようです。
「いいよ、それくらい。PTAの面倒な人間関係に巻き込まれるよりマシだ」と、二つ返事で引き受けてくれました。
しかし、いざ当番が始まると夫の顔から余裕が消えました。
眠い目をこすりながら雨の中でゴミ袋を整理し、散らばった生ゴミを片付ける日々。
仕事前にスーツを汚さないよう気を使いながら作業するのは、想像以上にハードだったようです。
一方の私は、PTAの会議で他のお母さんたちと情報交換をしたり、学校の内部事情を詳しく知ることができたりと、意外にも楽しみながら役目を果たしています。
「ねえ、やっぱりPTAの方がマシだったんじゃない?」
週末、疲れ果てて帰ってきた夫に私が笑顔で問いかけると、彼は力なく首を振りました。
夫婦の役割分担は、一方が我慢するのではなく、お互いの「譲れないポイント」をうまく交渉材料にすることが平和の秘訣かもしれません。
今回の「交換条件」は大成功。今日も私は、夫が綺麗にしてくれた集積所を横目に、軽やかな足取りで学校へ向かっています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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