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「今年の新人は返信が遅い」と妻に愚痴る夫。だが、妻が見せたスマホの画面に思わず絶句

夫の主張
結婚して数年になる夫は、最近少し仕事でストレスが溜まっているようです。
ある晩、夕食を食べながら夫がため息まじりに愚痴をこぼし始めました。
「今年の新人は、本当に連絡の返信が遅いんだよなぁ」
夫は呆れたような顔で、お茶を一口飲みます。
「仕事の連絡を入れても、半日くらい平気で放置されるんだ。社会人として、レスポンスの早さは基本中の基本だろ?本当に最近の若者はどうなっているんだか……」
夫の言い分もわかります。確かに、仕事上で連絡が遅いと困る場面は多いでしょう。熱心に連絡の重要性を語る夫の姿は、とても立派な先輩社員に見えます。
しかし、私はその言葉を黙って聞きながら、静かに自分のスマートフォンを手に取りました。そして、ある画面を開いて、得意げに語る夫の目の前にスッと差し出したのです。
「……え?」
妻が見せたのは
画面を見た瞬間、夫の口から間の抜けた声が漏れました。そして、みるみるうちに顔が赤くなっていきます。
私が見せたのは、私たち夫婦が使っているメッセージアプリのトーク画面でした。
『今日のご飯、何がいい?』
『帰りに牛乳買ってきてくれる?』
そこに並んでいたのは、私が夫宛てに送ったメッセージの数々です。そして、そのすべてに「既読」がついているにもかかわらず、返信は一切ありません。ひどい時には、読んだまま丸三日も放置されているものもありました。
「新人の返信の遅さを指摘する前に、まずは自分の身近な妻への連絡態度を見直してみてはいかがでしょうか?」
私がにっこり笑ってそう尋ねると、夫は「あ、いや、これはその……」としどろもどろになり、完全に絶句してしまいました。
他人に厳しくするのも良いですが、自分自身の足元をしっかり見ることも大切ですよね。それ以来、夫からの返信が劇的に早くなったのは言うまでもありません。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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