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「隣の部屋、男性が住んでた」昼もカーテンの閉じた隣人→出入りする人物に感じた違和感

「隣の部屋、男性が住んでた」昼もカーテンの閉じた隣人→出入りする人物に感じた違和感

いつのまにか変わっていた住人

結婚して間もない頃、夫と二人で暮らしていたマンションでの話です。

私たちが引っ越してきた当初、隣のワンルームには、一人暮らしの若い女性が住んでいました。

廊下で会えば会釈を交わす、感じのいい方でした。

ところがある時期から、その女性の姿を見かけなくなりました。引っ越しの挨拶もないまま、いつのまにか退去していたようです。

気づいたときには、もう別の誰かが入居している気配がありました。

ただ、生活のリズムが違うのか、新しい住人とはなかなか顔を合わせません。

物音も控えめで、どんな人なのか、まるで見当がつきませんでした。

ある夜、帰宅した夫が、少し声をひそめて言いました。

「隣の部屋、男性が住んでた」

その日、隣を訪ねてきたのは、中年のサラリーマン風の男性だったそうです。

単身の男性が越してきたのだろう。

私は、そう思って気に留めませんでした。けれど、話はそれで終わりませんでした。

昼もカーテンの閉じた部屋

数日後、夫がまた、怪訝そうに口を開きました。

今度は、若い学生風の男性が隣に出入りしていたというのです。

さらに別の日には、日に焼けた、ガテン系の風貌の男性を見かけたと言います。

一人暮らしのはずの部屋に、日替わりで、まったく違う男性たちが訪ねてくる。

年齢も、雰囲気も、ばらばらでした。共通しているのは、誰もが長居せず、短い時間で帰っていくことだけです。

気になって隣の窓を見上げると、いつも同じでした。晴れた日中でも、カーテンはぴたりと閉じられたまま。

一度も開いているところを、見たことがありません。

いったい、あの部屋で何が行われているのか。想像すればするほど、落ち着かない気持ちになりました。

「何かの事務所なのかな」

「にしては、人の出入りが変だよ」

夫と二人、あれこれ話しても、答えは出ません。かといって、確かめる手立てもありませんでした。挨拶ひとつ交わしたことのない相手です。

ただ人が訪ねてくるだけでは、どうにもならないと分かっていました。

結局、その部屋の住人が誰なのか、何をしていたのか、最後まで分からずじまいでした。半年ほどして、私たちは別の理由でそのマンションを離れました。

荷物を運び出す日も、隣のカーテンは、やはり固く閉じられたまま。あの向こうに何があったのか。今もときどき思い出しては、背筋が寒くなります。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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