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「私はそういうの興味ないな」と言っていた友人。だが、服も音楽も異性のタイプも全部真似してきたワケ

真逆だった親友との、不思議な縁
大学に入ってすぐ、性格も趣味も正反対なのに妙に話が合う同級生がいた。
彼女は何に対しても「私はそういうの興味ないな」と言うタイプで、私とはことごとく好みが違った。
好きな音楽も食べ物もファッションも、並べれば真逆と言っていいほどだった。
なのに一緒にいると時間があっという間に過ぎた。
なぜ合うのかわからないまま、それでも卒業後も毎日メッセージアプリでやりとりをするほどの仲が続いた。
私が結婚してからも関係は変わらなかった。
転機は、私のバイト先で人手が必要になったとき、彼女を紹介したことだった。
「私もこういうの好き」が増えていった
採用から数ヶ月が経った頃、彼女の様子がじわじわと変わり始めた。
まず服装。
「そういうデザインは好きじゃない」と言っていたはずの柄を、彼女が着て現れた。
次に持ち物。私が使っているのと似たようなバッグやポーチが増えた。
好きな音楽も変わり、「昔から苦手」と言っていたジャンルを急に聴き始めた。
私の好きなバンドを口にすると、彼女はあっさりこう返してきた。
「私もこういうの好き」
異性に求める条件まで、私が話していたこととほぼ一致するようになっていた。
最初は「心変わりしたのかな」と流していた。
人の好みは変わるものだと言い聞かせていた。でも変化の速さとその範囲の広さが、どう考えても自然ではなかった。
バイト先での態度も変わっていった。私が話しかけても素っ気なく、他のスタッフの前では私を無視するような素振りを見せることが増えた。
何か気に障ることをしたかと考えたが、思い当たることは何もなかった。
友人から届いた、震える警告
ある日、共通の友人からメッセージが届いた。
「最近、彼女が私たちと集まるとき、あなたのこと抜きで誘ってくるんだ。なんか変じゃない?」
同じ頃、共通の先輩から電話があった。声を落として、ひと言だけ告げてきた。
「あなたに成り代わろうとしてる感じがして、気持ち悪いわよ」
どうやら彼女は、私の知らないところで私の友人や先輩を少しずつ引き寄せようとしていたらしい。
私が彼女を紹介した相手たちに、私を抜いて近づいていた。
そこで全部がつながった。服装、持ち物、好み、そして人間関係。
背筋が冷たくなった。あの頃から「正反対なのに話が合う」と感じていたのは、もしかしたら最初から私の好みを観察していたからなのかもしれない。
あの不思議な居心地の良さにも、何か理由があったのかもしれない。
その後、私は少しずつ連絡の頻度を落とし、自然に距離を置いた。彼女から特に引き止める言葉はなかった。それが、またゾッとした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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