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「自分が主役だとでも勘違いしてるのかしら?」お局の嫌味に終止符。春の送別会で決行した「作戦」で赤っ恥

桜の便りが聞かれる春は、職場のメンバーとの別れと新たな出会いの季節でもあります。
私の職場でも、異動される方々のための送別会が目前に迫っていました。
この職場における最大の悩みの種は、長年君臨してすっかり我が物顔の「お局様」たちです。
彼女たちは新人を標的にしてはネチネチと小言を言い、立場の弱い者をいじめて楽しむという、本当に困った人たちでした。
私たちパートは日々理不尽な扱いを受けながらも、波風を立てないようひたすら我慢を重ねるしかありませんでした。
理不尽な暗黙のルールと、反撃へのプレリュード
うちの職場の送別会には、おかしな不文律があります。
正社員の方々はスーツなどの正装で出席するのですが、私たちパート従業員は「目立たないように地味でカジュアルな服装」で参加しなければならないのです。
当然、お局様たちもそのルールを順守しており、毎年パッとしない普段着のままでふんぞり返っています。
しかし今年の春、私たちはただ黙って虐げられるだけの存在から脱却することを決意しました。
お局様たちには完全に秘密にしたまま、裏で他のパート仲間全員に声をかけたのです。
「ねえ、今年の送別会は私たちもきちんとした正装で参加しない?」
「それ最高!お局様たちだけ普段着のまま恥をかかせちゃおうよ!」
日頃から溜まりに溜まったストレスを発散させるため、私たちの団結力はかつてないほど強固なものになっていました。
誰一人として情報を漏らすことなく、お局様への極秘リベンジ計画は着々と進められていったのです。
お局様だけが地味な普段着!計算通りの大逆転劇
そして待ちに待った送別会の当日。
私たちパート陣は計画通り、フォーマルなジャケットや上品なワンピースに身を包んで会場へ向かいました。
そこへ、例年通りの地味でラフな服装のお局様がやって来ました。
私たちの華やかな装いを見るや否や、目を見開いてズカズカと歩み寄ってきます。
「あらあら、随分と気合が入ってるじゃない?自分が主役だとでも勘違いしてるのかしら?」
顔を引きつらせて嫌味をぶつけてくるその姿に、私は内心で大きくガッツポーズを決めました。
「いえ、去り行く方々に敬意を表したくて、きちんとした服装でお見送りしようと皆で決めたんです。」
私が毅然とした態度でそう答えると、お局様はハッとして慌てて周囲を見渡しました。
華やかな服装の出席者たちの中で、みすぼらしい普段着姿でポツンと取り残されているのは、お局様たちだけだったのです。
自分たちだけが完全に場違いであることに気づき、彼女の顔は瞬く間に真っ赤に染まっていきました。
いつもは偉そうにふんぞり返っているお局様が、恥ずかしさのあまり小さくなってうつむく姿。
これまでの苦痛がすべて洗い流されたような、春のそよ風よりもずっと爽快で、胸が最高にスカッとする瞬間でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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