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「育児は全部、俺がやってる」義母に自慢する自称イクメンの夫。だが、家事をリスト化すると呆れた事実が判明

「育児は全部、俺がやってる」義母に自慢する自称イクメンの夫。だが、家事をリスト化すると呆れた事実が判明
義母の前だけ動く夫
結婚して10年。
夫の口癖は「俺、イクメンだから」だった。
たしかに、義母が家に来る日だけは、夫はよく動いた。皿を洗い、子どもを膝に乗せ、おむつまで替えて、育児に慣れた父親を完璧に演じてみせる。
そのたびに義母は「あなたは本当によくできた旦那さんね」と嬉しそうに笑うのだ。
「育児は全部、俺がやってる」
その日も義母の前で、夫は胸を張った。私は台所で黙って皿を拭くしかなかった。
けれど義母が帰った翌日には、夫はいつものようにソファでゲームに戻る。指はコントローラーから離れない。
「俺が見てるから、ゆっくり寝ててていいよ」
そう言うわりに、子どもが泣いて呼んでも顔すら上げない。結局、子どもは「ママがいい」と半泣きで私の布団にもぐり込んでくるのだった。
寝不足でふらつく朝、台所に立つ私に、夫は平然とこう言った。
「牛乳ないの?コンビニ行くの、面倒なんだけど」
あまりの言い草に、返す言葉も出てこなかった。
子どもが夜中に熱を出したときも、汗を拭き、着替えさせ、病院へ連れて行くのは、いつも私ひとりだった。
それでも夫は、義母からの電話には「大丈夫、俺がついてるから」と笑って答えるのだった。
テーブルに置いた一枚の紙
「実際は、ほとんど私がやってるよね」私が思いきってそう伝えると、夫はあからさまに不機嫌になった。
「そんなこと言うと、母さんが心配するだろ」
挙げ句に、勝ち誇った顔でこう言い放った。
「一度ひとりで育児してみれば、安心できるだろ」
その一言で、私の中で何かが静かに決まった。
その夜、私は一枚の紙を作った。名づけて「家事育児の見える化リスト」。
朝の支度、洗濯、寝かしつけ、通院の付き添い、保育園の連絡帳、名もなき雑事まで、ぜんぶ書き出して、担当を色分けしていく。
書き終える頃には、項目は五十を超えていた。
翌朝、そのリストをテーブルの真ん中に置いた。夫は何気なく手に取り、じっと目を落とす。ページをめくる手が、途中で止まった。
自分の印がついているのは、全体のたった5%ほどだったのだ。
「え……こんなにやってたのか、お前」
夫の顔から、いつもの余裕が消えていた。
「俺、ちょっとしかやってなかったんだな……」
そうつぶやいたきり、夫は言葉を失っていた。反論も、逆ギレも、もう出てこなかった。
その日から、夫は自分から洗濯物をたたみ、子どもの呼び声にすぐ立つようになった。劇的に変わったわけではない。それでも、義母の前でだけ胸を張る「俺、イクメンだから」の自慢は、ぴたりと止んだ。
リストを置いたあの朝は、10年分の胸のつかえが、ようやく晴れた瞬間だった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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