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「条件に合う女じゃないと意味ない」婚活のために2世帯住宅を新築した親戚。だが、良い人に巡り会えなかった親戚を見て気づいたこと

嫌味と陰口が飛び交う親戚づきあい
子どもの頃から、ある親戚一家との関係がずっと気になっていた。
我が家に対してやたらと嫌味が多く、他の親戚に対しても陰口を叩くことで知られていた一家だった。
顔を合わせるたびに「あそこの家はねえ」と始まる話に、何度うんざりしてきたことか。
親同士が口論になることも珍しくなく、集まりのたびに行く前から気が重くなった。
それでも冠婚葬祭や法事では顔を合わせるから、どうしても縁は切れない。
長年そうやって、ため息をのみ込んできた。
その一家の長男は、跡継ぎとして婚活をしているという話が親族の間で流れてきた。
だが、話を聞くたびに首をかしげることが続いた。
「条件に合う女じゃないと意味ない」
そう口癖のように言って、年齢や容姿、性格にこと細かく注文をつけているというのだ。
相手に求めるものが多すぎて、いくら縁談を重ねてもうまくいかないと耳に入ってきた。
それほど条件をつけるほどの相手でもないのにと、内心思った。
2世帯住宅が建っても変わらない現実
長男の様子を心配した親御さんが、思い切って2世帯住宅を新築することにした。
「家を用意してあげれば嫁はやってくる」という昔ながらの考え方で、かなりの額をかけて建てたようだった。
ところが、きれいな新居が完成してからも、状況はまったく変わらなかった。
縁談は来ては消え、婚活を続けているとも聞いたが、進展する気配がない。
長男は相変わらず、条件を語るのを止めなかった。
1年が経ち、3年が経ち、気づけば新築から10年以上が過ぎていた。
長男はとっくに40代を超えている。2世帯住宅は今も、親御さんと長男だけで静かに建っている。
あのときの費用と期待はどこに行ったのだろうと、思わず考えてしまった。
以前は我が家の悪口を言い続けていた一家が、自分たちの思い通りにならない現実の前でどこか静まり返っている様子を思うと、なんとも不思議な気持ちになった。
「良縁は来ない」という静かな答え
人の悪口を日常的に口にして、他人をこき下ろすことに慣れてしまった人には、よい縁はなかなか結ばれないのかもしれない。
嫌味や陰口は、必ずどこかで自分に跳ね返ってくるものだと、この一家を見てつくづく思う。
長年、嫌味を言われるたびに胸の中にくすぶっていたものが、あの新築から10年以上が経ったいま、じわじわとほどけていくような感覚がある。
晴れ晴れとした気持ち、とでも言うのだろうか。誰かを傷つけ続けた言葉は、めぐりめぐって自分のところに返ってくるものだと、しみじみと感じた出来事だった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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