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「不倫してるよ」職場の女性と関係を持った元旦那→社内リークで露見した二人に慰謝料を請求した結果

不倫してるよ職場の女性と関係を持った元旦那→社内リークで露見した二人に慰謝料を請求した結果

「不倫してるよ」社内リークで揺れた一日

結婚した夫は、転職を繰り返す人だった。3ヶ月のあいだに3回、仕事を辞めた。さすがに見かねて、私は自分が勤めていた会社に夫を紹介し、入社してもらった。これで生活が落ち着くはずだった。

そう思っていた矢先のことだった。

入社して3ヶ月も経たないうちに、社内で奇妙な噂が流れ始める。

夫が同じ部署の女性と妙に距離が近い、休憩室で身を寄せて笑っている、終業後にそのまま二人で消える。

最初は、よくある「同期の親しさ」だと自分に言い聞かせた。

けれど、視線をそらして黙る同僚たちの空気が、それを許してくれなかった。

その日、ついに私の耳に決定的な一言が届いた。同期の女性が、廊下で声を潜めて教えてくれたのだ。

「不倫してるよ」

仕事終わりに、社用車を返してから、二人で示し合わせて駅前のホテルへ入っていく。何度も目撃されていると。

頭の中が真っ白になった。一瞬、廊下の蛍光灯がやけに白く見えた。

けれど、泣いている時間はなかった。その日のうちに、上長と責任者、夫と相手の女性、そして私の5人で会議室に集められた。

慰謝料請求のあとに辿った二人の結末

会議室での当事者二人の態度は、目を疑うほどひどかった。悪びれもせず、ふてくされた表情で椅子にもたれる夫。隣の女性は鼻で笑うように私を見た。

「証拠もないですよね」

そう言い放つ二人を前に、私は震える指でスマートフォンの録画ボタンを押し続けた。

録画と録音。これが、のちに何より効いた。

翌週、二人はそろって退職した。調停の場でも夫の態度はひどく、こちらの神経をすり減らした。それでもなんとか、二人それぞれへの慰謝料請求が通った。

判決が出た夜、私はようやく一人でぬるい湯船に浸かって、声を立てずに泣いた。誰かを恨むためではなく、ようやく自分のために泣ける時間が戻ってきたから、だったのだと思う。

平和な1年が過ぎた頃、共通の知人から思いがけない話を聞いた。私が元いた家に、二人で仲良く暮らしているらしい。半信半疑で見に行ったら、本当に二人で住んでいた。

けれど、彼が安泰だったわけではない。離婚後も仕事は続かず、800万円の借金を抱え、自己破産したと風の便りで聞いた。

会議室であの態度を見せたあの日、二人の未来は、もう決まっていたのかもしれない。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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