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「PTAの活動から逃げてばかりなんだから」とデマを流すボスママ。役員会での直接対決で本性を暴いてやった結果

理不尽なデマとボスママの陰湿な嫌がらせ
子どもの小学校でPTAの役員を務めることになった今年度。
私は仕事と家事の合間を縫って、資料作成や行事の裏方作業を黙々とこなしていました。
ところが最近、周囲の役員たちから向けられる視線に冷たいものを感じるようになったのです。
「ちょっと耳に入れておきたいんだけど……気をつけてね」
ある日、親しくしているママ友が周囲を気にしながら教えてくれました。
聞けば、PTAを仕切っているボスママが、私に関する事実無根の悪評を振りまいているというのです。
「あの人ったら全然協調性がないのよ。仕事ばっかり言い訳にして、PTAの活動から逃げてばかりなんだから」
そんなひどいデマが、あたかも事実のように広まっているとのことでした。
ボスママは取り巻きのママたちだけを集めて頻繁にお茶会を開いており、そこへ顔を出さない私が気に入らずに標的にしたのでしょう。
見えないところで地道に作業を進めているのに、こんな仕打ちを受けるいわれはありません。
私はふつふつと湧き上がる怒りを深呼吸で抑え込み、ある行動に出る決意をしました。
役員会での逆襲。笑顔の裏に隠した怒りの追及
そして迎えた、月に一度の定例PTA役員会。
ボスママを含め、すべての役員が顔を揃えるこの会議こそが絶好の反撃の舞台です。
議題が一通り片付き、「他に何か伝達事項やご意見はありますか?」と進行役が尋ねたその時でした。
「はい、よろしいでしょうか!」
私はすっと右手を挙げ、その場に立ち上がりました。
「実はここ最近、私について『非協力的でPTA活動をサボってばかりいる』という事実無根の噂が流れていると小耳に挟みまして」
その言葉に、会議室の空気が一瞬で凍りつきます。
私は同席している全員の顔をゆっくりと見渡し、最後にボスママの真正面からピタリと視線を外さずに見据えました。
「私なりに誠心誠意取り組んできたつもりでしたので、このような話が出て大変ショックを受けています。……いったい、どなたがそのようなデマを流布しているのでしょうか?」
口元には笑みを浮かべつつも、絶対に逃がさないという冷徹な圧をかけた表情。
みるみるうちに、ボスママの顔面から血の気が引いていくのがはっきりと見て取れました。
「えっ、あ、いや……そんな話、私はちっとも知らないわよ?」
声は不自然に裏返り、目は泳ぎっぱなしです。先ほどまで見せていたふんぞり返るような態度は完全に消え失せていました。
「そうですか。では単なる誤解だったようで安心いたしました。引き続き皆さんと力を合わせて頑張りますね」
私がにっこりと微笑んで話を締めくくると、周囲のママたちもボスママのひどく動揺した様子を見て、すべてを察したようでした。
その日を境に、ボスママの言葉に耳を貸す人は見事にいなくなりました。
悪質な噂もすっかり立ち消えとなり、私は今日も穏やかな気持ちでPTAの活動に取り組んでいます。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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