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「絶対に大切に着るからね!」と言っていたママ友に貸したドレスが悲惨な姿で返却。非常識な言い訳を一蹴した言葉

快諾した貸し出し。信じていたママ友の言葉
ある日のことです。
幼稚園の送迎でよく顔を合わせるママ友から、切実な表情で呼び止められました。
「来週のイベントに着ていく服が見つからなくて本当に困ってるの。ねえ、あなたのお洋服をどれか一着貸してくれないかしら?」
そこまで困っているのならと、私は大切にしていた気品あるネイビーのドレスを貸すことにしました。普段から付き合いもありましたし、困った時はお互い様だと思ったのです。
「本当に助かるわ!汚さないように、絶対に大切に着るからね!」
彼女はそう言って、弾けるような笑顔でドレスを持ち帰りました。私はその言葉を疑うこともなく、彼女を信頼して大切な一着を託したのです。しかし、その信頼が無惨に裏切られるまで、そう時間はかかりませんでした。
無惨な姿で返ってきた愛用品。非常識な態度への決断
イベントが終わった翌週。彼女は軽い足取りで私の元へやってきました。
「はい、これ返却ね!本当に助かっちゃった、ありがとう!」
手渡された紙袋を何気なく覗き込んだ瞬間、私は自分の目を疑いました。上品だったはずのドレスの胸元には、食べ物の油によるべったりとしたシミが広がり、裾には泥が跳ねたような黒ずみがいくつも付着していたのです。
「ちょっと、これ……一体どういうことなの?」
震える声で問い詰めると、彼女は謝るどころか、悪びれる様子もなくヘラヘラと笑って言い放ちました。
「あはは、ごめん!ちょっと汚しちゃったみたい。でも、家で普通に洗えば簡単に落ちるでしょ?」
あまりにも無責任なその態度に、私の中で堪忍袋の緒がブツリと切れました。私は冷徹な口調で彼女に告げました。
「これは素人が家庭用洗剤でどうにかできるレベルの汚れじゃないわ。プロのクリーニングに出さないと無理よ」
「えっ……そうなの?」
「後でクリーニング代の領収書をそっくりそのまま送るから、全額支払ってね。よろしく」
私の気迫に押されたのか、彼女の引きつった笑顔が固まりました。後日、私は宣言通り、特殊染み抜きが必要になった高額な請求書の写真を送りつけました。
彼女からは「高すぎる」といった不満の長文メッセージが届きましたが、私は一切の妥協を許さず、振込先のみを事務的に返信し続けました。
最終的に彼女は渋々ながらも全額を支払い、それ以来、私に馴れ馴れしく近づいてくることはなくなりました。お気に入りのドレスは無事に元の美しさを取り戻し、非常識な人物との縁まで切ることができて、まさに一石二鳥です。あの時、泣き寝入りせずに毅然とした態度を貫いて、本当に正解でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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