Share
「離乳食、まだその量? 栄養足りてるのか心配になっちゃう」と嫌味を言うママ友。だが、他のママ友の一言が私を救った
INDEX

「マウント」に沈む毎日
初めての育児に奮闘していた頃の体験談です。
児童館へ行くと、いつも決まって声をかけてくるお母さんがいました。
彼女は悪気がないような顔をしながら、会うたびに私の育児に口を出してくるのです。
「あら、まだ歩かないの? うちの子はもっと早かったわよ」
「離乳食、まだその量? 栄養足りてるのか心配になっちゃう」
彼女にとっては何気ない世間話だったのかもしれません。
でも、一生懸命に子供と向き合っている私にとっては、チクチクと心を刺す攻撃のような言葉でした。
その日も、私が持ってきた離乳食を見て、彼女はわざとらしく小首をかしげました。
「えっ、今日もその量なの? ちょっと遅れてるんじゃない?」
自慢げに微笑む彼女の顔を見て、私は何も言い返せず、ただ「そうですよね……」と力なく笑うしかありませんでした。
予想外の「助け舟」
その時です。隣で静かに子供を遊ばせていた別のお母さんが、すっと会話に入ってきました。
「成長のスピードなんて、この子はこの子のペースでいいじゃない。ねえ?」
彼女は優しく私に微笑みかけた後、少しだけトーンを強めて、口うるさいお母さんの方をまっすぐ見据えました。
「うちの子なんて、もっともっと遅かったわよ。でも今はこんなに元気。他人と比べて『遅い』なんて決めつけて不安にさせるのは、ちょっと違うんじゃないかしら?」
その言葉を聞いた瞬間、口うるさかったお母さんの表情が凍りつきました。
さっきまでの「私が教えてあげている」という余裕たっぷりの笑顔は消え、顔を真っ赤にして「あ……いや、そんなつもりじゃ……」と、バツが悪そうに口をもごもごさせています。
あんなに自信満々だった彼女が、一瞬で言葉を詰まらせる様子を見て、私は驚くと同時に、心の底からスカッとするのを感じました。
「大丈夫よ、お母さん。自信持って!」 フォローしてくれたお母さんの温かい一言に、張りつめていた私の肩の力はふっと抜けました。
自分で言い返せなかったのは悔しいけれど、誰かが私の気持ちを代弁して、相手の失礼な態度をピシャリと止めてくれた。その優しさに、本当に救われた出来事でした。
周りの言葉に振り回されそうになったとき、今でもあのお母さんの真っすぐな視線と言葉を思い出します。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
ほかの小説も読む
登場人物から探す
テーマ・シチュエーションから探す
結末から探す
最も人気の短編小説
もっと見る >スカッとする短編小説
もっと見る >モヤモヤ短編小説
もっと見る >ゾッとする短編小説
もっと見る >LINEの短編小説
もっと見る >実体験をもとにした短編小説
もっと見る >恋愛トラブル
もっと見る >ハラスメント
もっと見る >金銭トラブル
もっと見る >
浮気・不倫
もっと見る >迷惑
もっと見る >仕事のトラブル
もっと見る >非常識
もっと見る >LINE誤爆
もっと見る >思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」
その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
Feature
特集記事

