國方 麻紀
國方 麻紀

2019.02.15(Fri)

フィンランド・レヴィの絶景オーロラとエキサイティングな犬ぞりに大興奮!

中条あやみちゃんが演じる、『雪の華』のヒロイン美雪の夢は、フィンランドでオーロラを見ること。今回のフィンランドロケ地取材がオーロラ観測シーズンだったので、あわよくば見られたらいいなと思っていました。ただ自然現象ゆえ「3日滞在して1度だけ見ることができた」とか「何度トライしても見ることができなかった」とか、オーロラ観測が難しいという話をよく耳にします。

オーロラの発生条件は、北極圏のオーロラベルトエリア、晴天、暗い夜です。北フィンランドのラップランドの中心地レヴィは、そんな観測条件にぴったりな場所で、9月から3月まで年間150夜ほど観測できます。私が訪れた1月下旬は連日マイナス20度前後でしたが、晴天続きだったので、「もしかするとオーロラが見られるかも!?」と期待に胸を膨らませていました。

ラップランドの最寄空港キッティラ空港へは、フィンランドの首都ヘルシンキから飛行機で約1.5時間で到着します。まずは腹ごしらえ。こちらは人気シーフードレストラン「King Crab House」のサーモンスープ。味はちょっと淡白ではありましたが、サーモンの身がふっくらとしていて、とても温まりました。

そして、長時間のオーロラ観測に備えて、こちらの「PerheSafarit」で防寒具をレンタル。つなぎのウエアは1日7ユーロ(約875円)、1週間45ユーロ(約5600円)、スノーブーツは1日5ユーロ(約625円)、1週間30ユーロ(約3750円)で借りることができます。

レンタルしたウエアにカイロを仕込み、ニット帽とネックウォーマーで完全防備して、いざオーロラ観測へ! 案内してくれたのは、オーロラツアー「ARCTIC FRONTIER」のガイドJuha(ユハ)さん。こちらのツアーでは、オーロラを撮影するために最適なシャッタースピードやISO感度を調整したデジカメと、三脚を貸し出してくれます。ツアー料金は(グループ8人まで)4時間で一人180ユーロ(約22500円)です。

ユハさんは開口一番「今夜はオーロラが見られる確率が高いよ!」と。これは期待が高まります。車を走らせること約30分……

なんと!あっさりとこんな絶景のオーロラを肉眼でもはっきりと見ることができました♪ 夜空に輝く神秘的な光景を目の当たりにして、その美しさにただただ感動しました。この光景をカメラのおさめるべく、ユハさんに教えてもらった撮影法(シャッターを1度切り、その5秒後に2度目のシャッターを切る)を実践すると、私でもこんなに素晴らしいオーロラ写真を撮影することができました。

あまりに感動して、オーロラを前にセルフィも。この夜の気温はマイナス25度。あまりの寒さに顔も出せず、寒くて5秒静止することもできず、動いてしまってブレてしまいました……(笑)。でも初トライでオーロラを拝めるなんて、ラッキーすぎました!

その後、「もっとオーロラ・ウォッチに最適な場所がある」と、ユハさんが30分ほど車を走らせて連れて行ってくれたのが、パッラス=ユラトゥントゥリ国立公園。確かにオーロラを遮るものは何もないのですが……先程道路で見たオーロラよりも薄くなっていました。

オーロラが出ている反対の空を見ると(ほぼ)フルムーンが! こちらも絶景なので撮影してみると、絵本に出てきそうなこんな風景を撮ることができました。とっても気に入っている一枚です。

この写真の左にある煙が出ている建物は、ラップランドの先住民族サーミ人によるテント形の小屋「コタ」。ユハさんはこの小屋の暖炉に火をつけて、温かいミックスベリーティーと奥様お手製のチョコレートブラウニーを振る舞ってくれました。何度も言いますが、この夜の気温はマイナス25度。防寒具を着ていても10分外にいるだけで、まつ毛は凍るし、足の爪先は冷えきっていたので、コタは天国、ユハさんは神でした。

(C)Tatsuya Ozawa

そしてそして、ラッキーすぎることになんとまあ、帰国便のフィンエアー機内からもオーロラが見えたのです! 2日続けて拝めるなんて!! 感動していると、CAさんが「今年は機内からオーロラを見られる機会が多いです」とおっしゃっていました。皆さん、冬にヘルシンキからのフィンエアーの夜便で帰国する際は、左側のA席をキープして、22~24時に窓の外を張り込んでください! 運がよければ、機内からもオーロラが見られるかもしれません。

(C)Hotel Levi Panorama

ちなみにレヴィで宿泊したのは、ゲレンデに直結したモダンなホテル「Hotel Levi Panorama」。今回は街のサウナに行く時間がなかったのですが、こちらのホテル内にあるサウナのロウリュを体験することができました。サウナ室の中央にあるサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させて、熱くなったら極寒のテラスに出てゲレンデを眺め……というのを何度か繰り返しました。このロウリュのおかげで、その後のお酒が美味しかったこと! フィンランドの人口約550万人に対し、この国のサウナは約300万個もあるそうです。すごいですね。次回は街のサウナにも行ってみたいな!

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