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「今日も悪口言われた」登園を嫌がる娘。先生に相談した結果、相手の子供が娘をいじめた意外な理由が発覚
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「今日も悪口言われた」登園を嫌がる娘。先生に相談した結果、相手の子供が娘をいじめた意外な理由が発覚
登園を嫌がる娘
娘が年少クラスに上がってしばらくすると、登園前に「行きたくない」と泣くようになった。
話を聞いてみると、同じクラスの子から悪口を言われたり、腕をつねられたりしていると言う。
最初は子ども同士のよくある喧嘩だと思っていたが、翌週も、その次の週も同じことが続いた。
担任の先生に相談したのは年少のうちから。
先生も注意してくれてはいるようだったが、翌週にはまた同じことが起きた。
相手の親御さんにも話してもらったが、「うちの子に限って」と言いながら形だけ謝るだけで、状況は変わらなかった。
年中、年長と進級しても、相手は同じクラスに在籍し続けた。
娘は少しずつ明るさを失い、降園後に「今日も悪口言われた」とぽつりと話す日が増えた。
私自身も何度も担任に相談したが、「様子を見ながら指導しています」という返答が続くだけで、状況は変わらなかった。
相手の親御さんも形だけの謝罪で、誠実に向き合ってもらえた感覚がなかった。
園長の判断が流れを変えた
年長の秋、私はついに園長に直接話をすることにした。
これまでの経緯をまとめたメモを持参し、具体的な日付や状況を伝えた。
園長はしっかりと話を聞いてくれた。
「徹底した管理のもとで対応します」という言葉をもらい、翌週から相手の子の動向が細かく見守られるようになった。
その後、相手の親を交えた話し合いが行われたらしく、担任から連絡が入った。
「憧れてるんです」
「実は相手のお子さんは、娘さんのことをとても憧れてるんです」
関わりたいけれど上手く表現できないから意地悪になってしまう、という話だった。
正直、驚いた。でもだからといって、娘が傷ついてきた事実は変わらなかった。
憧れが動機だとしても、腕をつねられた痛みは本物だった。
話し合いの結果、相手の親御さんが退園を決めたと後日知った。引き留めたわけでも、追い出したわけでもなく、先方が選んだことだった。
それでも正直ほっとしたのも事実だった。
翌週から、娘は朝に泣かなくなった。保育園から帰ってきたときの顔が違った。あんなに曇っていた表情に、久しぶりに笑顔が戻ってきた。登園の準備を自分からするようになったし、「今日は○○ちゃんと遊んだよ」と嬉しそうに話してくれるようにもなった。
もっと早く動けばよかったと後悔もある。
ただ最後に声を上げてよかったとも思った。子どもの居場所を守るために親が動く意味があったと、心から感じた出来事だった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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