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「御祝儀を取りに来たの?」つわりで欠席した友人の家に突撃した新婚夫婦→非常識な状況に絶句

「御祝儀を取りに来たの?」つわりで欠席した友人の家に突撃した新婚夫婦→非常識な状況に絶句
つわりで式を欠席した友人
友人グループで長く付き合ってきた仲間の一人が、結婚式を挙げることになった。
招待状が届いたとき、出席者リストにはいつもの顔ぶれが揃っていた。
みんなで集まれる機会が久しぶりで、少し前から楽しみにしていた。
ところが式の数日前、グループのひとりから連絡が来た。
妊娠初期のつわりがひどく、どうしても出席できないという。
「本当にごめんね」と謝るメッセージが続いた。
体調のことだから仕方ない。返せる言葉は「お大事にね」しかなかった。
当日の披露宴は和やかに進んだ。
欠席した友人の分の席が一つ空いたままで、引出物も料理も手をつけられないまま残った。
新郎新婦は「もったいないね」と苦笑いしていたが、誰もがつわりの彼女を気にかけながら祝福の時間を過ごした。
式の間、少しだけ彼女の顔が頭をよぎった。
式が無事に終わり、数日後のことだ。別の友人から連絡が届いた。
突撃と御祝儀回収の顛末
「聞いた?新郎新婦、つわりの子の家に行ったんだって」
最初は様子を見に行ったのかと思った。体調が心配で顔を出したのなら、むしろ心遣いのある行動だ。
引出物も余っていたし、届けてあげたかったのかもしれない。
でも話を聞いていくうち、違和感が積み重なった。
新郎新婦は引出物を持って訪ねたあと、そのまま御祝儀を受け取って帰ったらしい。
つわりで寝込んでいた友人は、突然の来訪に戸惑いながらも御祝儀を手渡したという。
体調が悪い中、封筒を探して用意したのだろうと思うと胸が痛くなった。
「御祝儀を取りに来たの?」
後から聞いたその言葉に、しばらく何も言えなかった。
欠席した友人がつわりで苦しんでいたのは本当のことだ。
御祝儀はいずれ渡さなければならないものだとも分かっている。
でも、体調が悪い人の家に当日中に押しかけて回収するという発想が、どうしても理解できなかった。
引出物を届けたのは名目で、御祝儀の回収が本来の目的だったのではないか。そう思い始めたら、彼らの行動がずっと頭に引っかかって離れなかった。
欠席した友人は何も言っていないという。体調も少しずつ回復してきたと聞いてほっとしたけれど、あの日の出来事は胸の奥にしまったままだ。
誰かを責める気にもなれず、かといって納得もできないまま、モヤモヤだけが静かに残っている。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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