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「どうせ誰でもできる仕事でしょ」合コンでマウントを取り続けた男→友人の一言で黙ったワケ

上から目線が止まらない男の正体
友人に誘われ、気乗りしないまま参加した合コンだった。
テーブルに着いてすぐ、向かいに座った男性が声をかけてきた。最初のひと言目から、何かひっかかるものがあった。
「お仕事は何をされているんですか?」と尋ねると、少し間を置いてから「営業ですよ、まあ一応成績トップです」と答えが返ってきた。
話を合わせようとこちらの仕事を伝えると、すかさず言い返してきた。
「どうせ誰でもできる仕事でしょ」
一瞬、言葉を失った。
初対面の相手に、こんな言い方をする人がいるのかと内心驚いた。
それでも場の空気を壊したくなかったので、笑顔でやり過ごした。
しかし男性のマウントはその後も続いた。
「その仕事はちょっと厳しいけど、でも稼ぎだけはあるね」
「そういうのって将来性あるの?」と、こちらの発言のたびに一言余計な言葉がついてきた。
他の友人たちも苦笑いを浮かべていた。
友人が静かに放った一言
どうやり過ごそうかと考えていたとき、隣に座っていた友人がふと口を開いた。
「どうしてそうやって人を見て、余計なこと言うんですか?もしかして自分に自信ないんですか?」
声を荒げるわけでも、嫌味を込めるわけでもない。
穏やかで、しかしはっきりした口調だった。テーブルが一瞬静まり返った。
男性は口を半開きにしたまま固まり、それきり黙り込んだ。
しばらくして「そういうつもりじゃ……」と小さく言いかけたが、友人は「そう聞こえてましたよ」と静かに返した。
それ以降、男性は別の人の話に乗っかるだけで、こちらに絡んでくることはなかった。
テーブルの空気が少し軽くなり、別の話題が広がり始めた。
笑い声が戻ってきて、場はそのまま穏やかに進んでいった。
あの一言がなければ、最後まで居心地の悪い時間が続いていたと思う。
席に戻った後、友人が小声で「ごめん、言い過ぎたかな」と気にしていたが、私は首を横に振った。
ずっとモヤモヤしていた胸のつかえが、するりと取れた感覚だった。
帰り道、友人と並んで歩きながら「よく言えたね」と話した。
すると友人は「ああいう人、ほっとくと調子に乗るから」と笑いながら言った。
普段なかなか言えないことを代わりに言ってくれた友人の言葉は、今でも気持ちよく思い出せる一場面だ。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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