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「横を走ってるの、あいつの車じゃないか?」隣の車線にいた友人。友人の裏切りを告発した私に向けられた、身勝手すぎる怒り

彼氏との日光旅行を終え、家路についていた時のことです。高速道路を走行中、運転席にいた彼氏が隣の車線を走る車を見て声を上げました。
「おい、横を走ってるの、あいつの車じゃないか?」
彼氏の視線の先を追うと、そこにはたしかに見覚えのある車がありました。ナンバープレートの数字も完全に一致しています。こんな場所で偶然遭遇するものかと驚きつつ、追い越すために横に並んだ際、私たちはさらに目を丸くしました。
ハンドルを握っていたのは、間違いなく彼氏の友人だったのです。私自身も彼氏経由で面識があり、さらに彼の現在の彼女とはプライベートでもよく遊ぶほど親しい間柄でした。
消えた助手席の影と、暴かれた秘密
窓越しに手を振ろうとした瞬間、ふと妙なことに気がつきました。彼の車の助手席には誰も乗っておらず、彼がたった一人で運転していたのです。なぜこのルートを一人で走っているのだろうと、その時の私はただ首を傾げるばかりでした。
しかし後日、彼氏がその友人に連絡を取ったことで、信じられない事実が明らかになります。あの日、彼は現在の彼女に嘘をつき、なんと元カノと福島県へ旅行に行った帰りだったというのです。
さらに呆れたのは、高速道路で私たちの車に気づいた時の彼の行動です。彼は助手席の元カノに向かって「見つかるから隠れろ!」と指示し、咄嗟に姿を隠させていたのでした。知らぬ間に浮気の隠蔽工作を見せられていたことに、私は強い嫌悪感を抱きました。
ここで私を悩ませたのは、親しくしている彼の彼女に真実を伝えるべきかという問題です。もし自分が彼女と同じ立場だったら、周囲だけが知っていて自分だけが騙され続けるなんて絶対に耐えられません。
私は意を決して彼女を直接呼び出し、あの日高速道路で見たことや、彼が隠していた事実をすべて話しました。話を聞いた彼女はショックを受けつつも激しい怒りを露わにし、私と別れた直後に彼へ問い詰める電話をかけたそうです。
正しい行いの代償と、理不尽な敵意
出来事はこれで終わりませんでした。それから数日後、友人たちが集まる飲み会があり、そこにはあの浮気をした友人も来ていました。
私が声をかけようとしても、彼は親しい友人に向けるとは思えないほど険しい目を私に向け、完全に無視を決め込んできたのです。後で他の人からこっそり聞いた話では、私が彼女に浮気をバラしたことに対して、彼が相当な怒りを抱え込んでいるとのことでした。
そもそも浮気をし、元カノを足元に隠してまで嘘を突き通そうとしたのは彼自身です。私はただ、騙されて傷つく友人を救いたかっただけなのに、なぜか私がすべての元凶であるかのように扱われています。
悪いのは100パーセント彼なのにという思いと、この身勝手すぎる逆恨みに対するモヤモヤとした感情が、今でも私の心に重くのしかかっています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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