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「ごめん、今起きた」二度としないと約束した彼が、またデートすっぽかし!? 準備万端の私を放置する彼に、私が下した決断

完璧な準備と、鳴らないスマホ
「今日は13時に駅前でいいんだよね?」
昨夜の就寝前、私は念を押すように彼へメッセージを送りました。すぐに「うん、楽しみにしてる」と返信が来たのを確認し、安心して眠りについたはずだったのです。
翌朝は早起きをして、お気に入りのワンピースに袖を通しました。今日のために買った新しいアイシャドウも完璧。鏡の前で何度も笑顔を作り、彼と会う瞬間を想像して胸を弾ませていました。
しかし、約束の時間を過ぎても、彼からの連絡はありません。
駅前の時計が13時15分、13時半と残酷に針を進めていきます。スマホの画面は真っ暗なまま。嫌な予感がじわじわと胸の奥に広がっていきました。何度か電話をかけても、コール音が虚しく響くだけです。
冷たい風が吹く中、私はただ一人、行き交うカップルを羨ましそうに眺めることしかできませんでした。
「寝てた」の一言で壊れたもの
14時を回った頃、ようやくスマホが震えました。
「ごめん、今起きた」
画面に表示された短いメッセージを見た瞬間、スッと血の気が引いていくのがわかりました。怒りよりも先に、深い悲しみが押し寄せてきます。
実はつい最近も、全く同じことがあったばかりなのです。その時、「待たされる身にもなってほしい」と真剣に話し合い、彼は「二度としない」と約束してくれました。
それなのに、また同じことの繰り返し。私の時間や気持ちは、彼にとってその程度の価値しかないのでしょうか。
「軽く扱われているのかな……」
ぽつりと溢れた独り言は、街の喧騒に吸い込まれていきました。綺麗に巻いた髪も、完璧なメイクも、なんだか滑稽に思えてきます。
「今から急いで行く!」と続くメッセージを冷めた目で見つめながら、私の中に渦巻く黒いモヤモヤは、すでに確信へと変わっていました。これ以上、彼に振り回されるのはごめんです。
私はスマホの電源を落とすと、待ち合わせ場所からきびすを返しました。一人で美味しいケーキでも食べて、さっさと帰ろう。ヒールの音を響かせて歩き出した私の心は、不思議と晴れやかでした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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