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「もう嫌だ。誰かバシッと決めて!」通知が鳴りやまない地獄のグループチャット。泥沼のスケジュール調整を終わらせた救世主

終わらない通知音と、まとまらない意見
「ピコン、ピコン……」
手元のスマホがまた震えます。画面を開くたびに深いため息がこぼれました。
これは、あるイベントのために結成された大人数の連絡用グループチャット。
いつ見ても通知は数十件を超え、未読アイコンが赤々と光り続けています。
「私はその日、夕方からならギリギリ間に合います!」
「あ、ごめんなさい!やっぱり前日に変更してもいい?」
「そもそも打ち合わせの場所ってどこにするんでしたっけ?」
誰かが意見を出すたびに、別の誰かが全く違う話題を被せてくる始末。
きっとみんな悪気はないのでしょう。しかし、それぞれが自分の都合だけをポツポツとつぶやくため、話の論点がズレにズレてまったくまとまりません。
大量のメッセージを遡って確認するだけでも大仕事。大事な決定事項が、どうでもいい世間話や、スタンプの連打で無情にも画面の上へと流されていくのです。
(あぁ、もう嫌だ。誰かバシッと決めて…!)
いっそスマホの電源を切ってしまおうか。そう思いながら頭を抱えていたその時でした。
救世主は突然に。たった1通のメッセージ
「ピコン」
また無意味なスタンプだろう。そう諦め半分で画面を覗き込むと、そこにはいつも控えめなあの人からの一文が光っていました。
「みなさん、連日お疲れ様です!話が流れてしまいそうなので、ここまでの決定事項と、いま確認が必要な点を整理してみました。」
その言葉に続いて投下されたのは、要点が美しく箇条書きにされたテキスト。
【すでに決定した日程と場所】
【現在未定・多数決を取りたい事項】
【各自が確認するべき次回の期限】
…まさに完璧な仕事ぶり。無駄な装飾は一切なく、誰がいつまでに何を回答すればいいのかが一目瞭然です。
「すごい、わかりやすい…!」
思わず部屋で一人、感嘆の声を漏らしてしまいました。
その魔法のようなメッセージが送信された瞬間、カオスだったグループの空気が一変したのです。
「まとめてくれてありがとう!私はA案でお願いします!」
「状況がやっと理解できました!B案に1票!」
それまでダラダラと出口の見えなかったやり取りが嘘のように、全員の足並みが揃い始めます。
結果として、ものの数分で泥沼のスケジュール調整がすんなりと完了。
一気に話が進み、無駄なやり取りから解放された圧倒的な爽快感。たった1通で場を収め、全員を導いた彼女のスマートさに、ただただ拍手を送りたくなったスカッとする体験です。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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