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「ただ若いだけの小娘が、彼の本命になれるわけないじゃない!」社内恋愛している彼を、横取りしようとするお局が暴走した末路

当時、私には同じ職場でひそかに愛を育んでいる彼がいました。
仕事の調子も良く、プライベートも充実した日々。しかし、そんな平和な日常は一人の女性によって打ち砕かれることになります。
トラブルの火種となったのは、部署に長く居座るベテランの女性の先輩でした。
年齢でいえば、私たちの母親といっても過言ではない世代です。
そんな彼女が、なんと私の彼に対して猛烈なアプローチを仕掛け始めたのです。
ブレーキの壊れた恋心
「ねえ、週末は暇してる?私が特別にいいお店へ連れて行ってあげるわよ」
先輩は給湯室や廊下で彼を待ち構え、周囲の視線などお構いなしに猫撫で声ですり寄っていきました。周りの目を一切気にしない、ブレーキの壊れたような猛アタックです。
彼もすっかり困り果て、言葉を選びながらやんわりと誘いを断り続けていました。
それでも先輩の恋の炎は消えるどころか、ますます燃え盛るばかりです。状況を見かねた同僚が「彼にはお付き合いしている女性がいますから」と、暗に私の存在を匂わせて釘を刺してくれました。
これで少しは冷静になってくれるだろう。そう息をついたのもつかの間、先輩は私に向かって信じられない言葉を投げつけてきたのです。
「ただ若いだけの小娘が、彼の本命になれるわけないじゃない!」
彼女は私を鋭く睨みつけ、フッと鼻で笑い飛ばしました。
いったい何を言っているのだろう?
年齢差を考えれば、私たちの方が釣り合っていて、先輩が眼中に入らないのが自然なはずです。あまりにも強すぎる自己肯定感と常識を逸脱した思考回路に、私は怒りすら湧かず、ただただ呆気にとられてしまいました。
暴走の果てに待っていた結末
言うまでもありませんが、彼女の激しい恋心が彼に響くことは一切ありませんでした。
しかし、全く相手にされなかったにもかかわらず、先輩の暴走はそこでは終わりません。
驚くべきことに、その後も職場の別の男性社員を次々とターゲットにしては、アグレッシブに迫り続けたのです。
周囲を巻き込んで数々の問題を引き起こした結果、とうとう職場に自分の居場所がなくなったのか、逃げるように自ら退職していきました。
恋は盲目という言葉がありますが、自分自身を客観的に見られないまま突っ走る姿はホラーでしかありません。
自分自身の子供と同年代の男性に本気でアプローチし、正当な恋人である私を「小娘」と見下すあの自信満々な態度は、どこから湧いてきたのでしょうか。
思い出すたびに、今でも背筋が凍るような出来事です。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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